みなさま、こんにちは!林田です。

 

年も越したのに、ブログをなかなか更新できておりませんでした。。

最近ではインスタライブを頑張っております。

アーカイブもしていますので、お時間あるときにこちらも覗いていただけたら嬉しいです!

 

 

 

気づいたら旧暦新年もすぎ、立春もすぎ、今日は旧暦の7日、七草粥の日ですね。

 

新暦の1月7日では、スーパーに行かないと手に入らない春の七草も、そろそろ田んぼの周りで見かける時期になってきました。

 

糸島では梅ももう七分咲き、気温は0度に近い日もあって凍えるほどですが、来週にはきっと鶯の声も聞こえ始めるのだと思います。

 

最近は家族で自然農のワークショップに出てみたり、自給自足生活の探求をしてみたり。

土日には100年前、200年前の暮らしに触れる機会を作ってみたり。

 

旧暦や24節気を知識として知るだけでなく、五感として、肌感覚として感じるようになってきました。

 

土に触れ、海に触れ、植物に触れ、神話を学びフラを学び、人間100%の社会から、コロナもあって人間50%自然50%くらいの暮らしへ。

 

ここ数年の変化はきっと大きなものなのでしょうけれど、直観に従って流れるように生まれていく変化は、本人にとっては心地よく、あまり大きいかどうかは気にならないものなんですよね。

 

 

世界はこれからさらに速度を増して変化をしていく気がします。

そんな時代なのでしょう。

 

わたしたちもこの細胞すべてが10年前のものとはすべて入れ替わっているように、変わることこそが唯一変わらない真実なのですから。

 

外の変化はほどほどに観察しつつ、それよりももっとダイナミックで、もっと興味深いわたしの内面の変化を見つめていきたいですよね。

 

世界は相似形。わたしの内面の変化を感じれば、身の回りの虫や鳥や花の変化を五感をもって感じられれば、デジタルの世界で頭が知覚する変化だけに振り回されることはなくなる気がします。

 

糸島の暮らしの博物館で。わたしたちがたった100年前まで使っていた暮らしの道具。主人のおじいちゃんは専業農家だったので、子供の頃にはまだ実家にこれらの道具があったそう。

 

こちらは大阪の民族博物館で。

 

今でも地域を変えれば自然と共に暮らす智慧はそのままに残されています。

 

こちらは科学館で開催されていたアフターマン・人類滅亡後の世界。5000万年後の世界地図。

 

なんだか大昔日本は大陸とつながっていた、と習いましたが、未来もまた大陸とつながるのかしら?地球のバイオリズムからしたら、振り子の幅でしかないのかもしれません。

 

ぐんっと視野を広げてくれる、縦横数字の世界。

 

縦(時間軸・過去・未来)、横(同じ時間を共有している他の地域のこと)、数字(自分の主観とは違う引いてみたときの景色)、好奇心の赴くままに調べたり体験したり知ることで、「今、ここ」の自由な捉え方ができるようになったり、余計に「今、ここ」のありがたさを実感するようになる気がします。

 

これからも、わたしたち女性の縦横数字をいろいろ調べて、わくわくして、みなさまに発信していけたらいいなぁ~と思っています。

 

非常に遅くなりましたが(苦笑)今年もどうか宜しくお願いいたします!

 

 

 

みなさま、こんにちは!HANA ORGANIC林田です。

 

紅葉も終わり、空気の冷たさも増してきて、あぁ~今年もそろそろ終わりだなぁ~と、年末な感じがしてきましたね。

 

2021年は、みなさまにとってどんな一年だったでしょうか?

 

生活が大きく変化してひたすら不安だった2020年に比べて、少し慣れてきたり、落ち着きを取り戻したところもあった半面、長いトンネルにつかれてきてしまったり、心が無反応になりがちな時もあったのではないでしょうか。

 

人のストレスを受け入れていくプロセスには、いくつかのステップがありますよね。

 

1,まずストレスに反応する

 

→解決しようとする、逃げようとする、そもそも思考しない

 

2,ストレスを受け入れる

 

→捉え方を変える、対処スキルを身につける、協力をあおぐ

 

3,ストレス反応を緩和する

 

→感情の発散、心身のリラックス、休養など

 

ざっとこんな感じだと思うのですが、コロナに関しては1が次々にやってきますよね。

解決しようとしてもまた次が来る、逃げようとしても逃げられない。

 

そうなるとどうしても、そもそも思考しない、そして感情も動かさない、という虚無の状態に向かいがちです。

 

これも大切な生存本能だと思いますが、できれば2,3へと進みたいですよね。

 

100年に一度は起こってきたパンデミック。それを何回も乗り越えてきた私達ですから。そこにはきっと意味がある、対処スキルだってある、でもそれを受けて傷ついた事実はあるからちゃんと癒してあげる。

 

幸いにして、女性はご自愛が上手。だからいつもよりも少し「わたしを甘やかして」あげて、美味しいものを食べる、良い香りをかぐ、素敵な色を身に着ける、そんなワクワクを日常に増やしてあげたら良いのではないかな、と思うのです。

 

外に出づらかったり、制約はいろいろあるけれど、楽しむための工夫と思えば乗り越えられちゃうんじゃないかな、と思うのです。

 

そんなお手伝いをなんとかしたくて、今年作ったザ パレット。

 

実はHANA ORGANICのHPですでにご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、発売は1月末くらいに延期となってしまったのですが・・・・

(パッケージと色皿を別々にお届けする形状へ仕様変更中です)

 

クラウドファンディングにご支援いただいた方にはすでにお届けしていて、ご興味ある方々にもご参加いただいて、わたしのためのメイクセミナーをオンラインで実施しましたよ。

 

その後にいただいたアンケートからも、みなさんに色遊びの楽しさが伝わったようで、わくわくした気持ちが伝わるコメントをたくさんいただきました!

 

 

すっぴんで画面越しに登場して、自分の顔を使ってのメイクレッスン。体張ってがんばってるでしょ。(苦笑)

 

そもそもメイクが得意でもないし、好きでもなかったので、なぜそう思っていたかから掘り下げて研究してきましたから、メイクに苦手意識を持っている方にも伝わったんじゃないかな、と思います。

 

 

結局、顔ってわたしの玄関みたいなものだから。どういう玄関にしたいのかは、誰を迎え入れたいかで決まるんですよね。

 

そもそも、誰も来なくたって、玄関ってきれいにしておきたいじゃないですか。なんか運気が良くなりそうだし、気持ちよいし。

 

それはきっと一番大切なことで、わたしと世界とがつながる場所をきれいにしておきたい、がメイクの本質なのだと思ったのです。

 

その上で、家族だけが来るなら、居心地よく、温かくと思うし、友達がくるならちょっと遊び心をと思うし、学校の先生の家庭訪問ならきちんとしなきゃ、と思うし。

 

だから、自分が気持ちよいが前提で、そのうえで場面によってアレンジができたらよいのだと思いました。

 

それなのに。 メディアに溢れているのは、「今年の顔はこれ」「モテ顔はこれ」と、とにかく対象が広い((笑))

 

不特定多数を相手にするから、理想の顔はこれ、と決めつけることになり、必ずその顔と自分の顔はGAPがあるから、みんながコンプレックスを持つようになる。

 

それを埋めるために、製品が必要ですよね、という経済主体の流行づくり。

 

もうそろそろ、それって違うよねぇ~~~と、みんな気づき始めている。

 

で、わたしどうしたいっけ、と。

 

だから、主権をもう一度わたしに取り戻して、女性たちが自由に遊ぶ、羽を得て飛び立つ、そんな提案ができたらな~と思っています。

 

 

どんなときだって、わたしたちはワクワク、喜びを感じずにはいえられない。だって女ですもの♡人間ですもの♡

 

素敵な年末年始を過ごしましょう~~~!

 

みなさま、こんにちは!林田です。

 

10月も残りわずか。ほんの束の間かもしれませんが、ほのぼのとした日常が戻って、気持ちの良い秋の日をお過ごしではないでしょうか。

 

10月25日に、みなさまからたくさんご支援、応援メッセージをいただきましたクラウドファンディングが無事終了いたしました。本当にありがとうございました!!

 

 

頂いたメッセージは胸が熱くなるものばかり。

 

その中でも、「普段は持病があって外出できないのですが、WEBなどで人と会う機会が増えてきて、自宅でもメイクをしてみたいな、と思って思い切って支援することにしました。」と書いてくださった方がいました。

 

自宅での日々の中で、ある時ふとマニュキュアをしてみたら、色の持つエネルギーを感じられて気持ちが前向きになられたとのこと。なので今度はカラーメイクに挑戦してみたい、と。

 

ああ、これぞまさにコスメの効能。この方の暮らしの一部にお役に立てることが本当に嬉しくて、メッセージを読みながら涙ぐんでいました。

 

 

化粧の起源から続く、化粧の本当の意味。

 

わたしの肌だけでなく、魂をも守るお守りとしての役割、なんですよね。

 

通常のお守りには、災いから身を守ってくれるという役割だけでなく、開運のように自分の運気を高めてくれたり、チャレンジする背中を押してくれる役割もあるのだと思います。

 

化粧も実は同じ役割があって。

 

植物や鉱物や大自然の恵みから作られてきた化粧品は、物質的に肌を守ることはもちろん、香りで心を守ってくれたり、目には見えない植物のエネルギーや鉱物の色や光で、邪悪な気から守ってくれる効能があると信じられてきました。

 

また色の持つ力を借りて、自分の運気を高めたり、森羅万象の力を上手に借りて生まれてきた使命をのびのびと果たせるようになっていく。これが今でいう「願いが叶う」という効能なのだと思います。

 

この10年、無自覚に女性たちの肌や心や魂が健やかでありますように、と願いを込めて製品を作ってきましたが、自然の恵みを使ったお守りを作っていたんだなぁ~としみじみ思いました。

 

そう思ったもう一つのエピソードが、10月中旬に行われた名古屋タカシマヤのオーガニックコスメイベント、ナチュラルビューティスタイル展での出来事。

 

 

10年近く続く催事で、わたしたちもこの7年、毎年春、夏、秋と出展させていただいてきたのですが、5年前に和歌山から会いに来てくれたニキビに悩んでいた中学生の女の子が、20歳のすっかり大人になった美しい姿で現れてくれました。

 

5年前も、今回も、お母さんと一緒に。そして実は中学生、高校生の頃にずっといろいろと思い悩むことがあって、肌だけでなく体調も崩し、家に閉じこもりがちになっていたとのこと。

 

それがHANA ORGANIC との出会いで香りに癒され、肌に自信が持てるようになって、お守りのように毎日使い続けることで、少しずつ自分らしく前を向いて歩けるようになっていった、と。

 

そしてまっすぐな瞳で、「わたしもオーガニックコスメを作る仕事ができるようになりたいんです。何を学べばよいでしょうか。」と、聞きに来てくれたのです。

 

お母さんも、「本当に大変な時期を乗り越えて、すっかり前に向いて進めるようになってくれて。」と嬉しそうに話されていて。

 

彼女の「ほんとうのわたし」が解き放たれて、開花していく未来がありありとイメージできる瞬間でした。

 

 

 

そんなお守りとしての化粧品に一番近いのが、現代ではオーガニックコスメではないかなぁと思うのです。

 

写真は、ベージュのワンピースが、オーガニックコスメ美容家であり、この業界のゴッドマーザーとも呼べる吉川千明さんと、HANA ORGANICスタッフたち。

 

千明さんは本当に尊敬する大好きな姉御。オーガニックコスメや自然の恵みが女性たちを守ることを早くから気付いて、世に広めようと取り組んでこられた先駆者です。

 

実は今回、29回目のナチュビで、千明さんがプロデュースするのが最後になるということもあって。70以上のオーガニックコスメブランドと、そのオーナーたちが一堂に集まりました。

 

千明さんの愛弟子であり、同級生で大好きな友人のはなちゃん。代々木上原で伝説のオーガニックコスメSHOPマツリカを運営し、今回はMAGNOIAという自分のブランドを立ち上げての参加でした。

 

ヘアケア製品を中心に、とーってもマニアックなサプリメントなども扱うナチュラルコスモの拓也君。デザイナーでもあり、パッケージもすべて自分で手掛ける多才さ。人懐っこい性格で、会った当初からなんだか親戚づきあいみたいに(笑)

 

三重からいつも遊びに来てくれる3人トリオ。今回は一人はなんとご出産されて、LINEで声とかわいい娘ちゃんの動画を見せてくれました。

 

彼女たちが言っていた印象的な言葉。

「このナチュビ(催事の名前)は本当にパワースポットですよね。もう1日中いれるし、ここに来ると元気になる!この2年、ほとんど自宅近所でうつうつとしていたけど、やっぱり来てよかった。運気が上がりそう!」

と・・・・。

本当にそうだなぁ、と思いました。

 

普通のビジネスであれば、それぞれのブランド同志は「競合、ライバル」のはずなのに。みんな同じ思いで、自然の恵みでもっと世の中を良くしたいと思う人たちばかりだから、「親戚、同志」になっていて。競い合う意識なんてほんとにない。

 

いつだったか、ナチュビ開催中にパリで多くの方が亡くなる痛ましい銃撃事件があって。その朝の朝礼で、千明さんが「わたしたちはわたしたちの仕事を、思いを込めて、しっかりとやりましょう。幸せな方を向く、どんなときも顔をあげて前を向いていくことが大切です。」とおっしゃられて。

 

みんな祈るような気持ちで、この世界が幸せな方を向いていきますように、悲しみに閉じてしまいませんように、と思いながら、いつもよりも会場を盛り上げてなんだか虹色のオーラで包み込まれていたような感覚がありました。

 

オーガニックコスメをお守りに。

 

そして前を向いて、幸せな方に視線を合わせていきたいですよね。