こんにちは。リンクスビジネスラボラトリーの山崎です。
先日開催された、平成新践組月次例会でのこと。
ある一人の参加者の実課題の事例を基に、
参加者同士が相互支援するグループコンサルティング。
今回事例を提供してくださった社長の決意に、
ブレイクスルーして繁盛する企業のヒントが垣間見えました。
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「私は、これから職人として
生きて行こうと思いました。」
グループコンサルティングに
事例を提供してくださっていた社長様が、
参加をしていた経営者の方々に向かって、
お礼と共にそう宣言をしました。
「えっ。」
「おぉ。」
会場からは、様々な声が漏れました。
「商品別の構成比を教えてください。」
グループコンサルティングに参加をしていた経営者から、
事例を提供している社長様に向けて質問が出ました。
「えぇっと、商品別の売り上げですか・・・、
えぇっとですねぇ・・・。」
「ざっくりとでも結構ですよ。」
社長様の隣に座っていた私がそう声をかけると、
社長様は、進行役の質問に答えながら、
数字を割り振って行きました。
「それでは、販売先別の商品構成比とかは・・・。」
進行役が社長様に水を向けると、
社長様は、困惑した表情で言いました。
「すみません、把握をしていません。」
「大丈夫です。もしお分かりになるようであれば、
大体で構いませんので、教えて頂けますか。」
進行役は、社長様に優しく頷き、質問を続けました。
「そうか、こういうことを把握していなければ
いけないのですね。」
社長様は、感慨深げに頷いて私を見ました。
私は、微笑みながら社長様を見ていました。
このように、社長様の現状を質疑応答を通じて把握し、
その後は、課題を明確化し、
最後には、「皆さまだったら、どう問題解決するか?」
と考え、それぞれの気づきと学びに落とし込みました。
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そして、全てのプログラムを終え、
参加者の方が一日を通じて気づいたことを発表していた時、
事例を提供してくださった社長様が、
ゆっくりと語り始めました。
「私は、創業者から数えて4代目になります。
私は、家業として、生まれながらにモノづくりが
当たり前だと思っていました。」
会場の経営者の方々が、社長様に注目をしていました。
「前からなんとなく気付いてはいたのですが、
私は、皆さま方からのご意見を聞いて、
経営者としてよりも、職人をまっとうして
行きたいと思います。」
社長様は、憑き物が取れたような表情でそう言うと、
何度も、何度も、参加をしていた経営者の方々に
お礼を言いました。
私は、その表情を見て、
社長様の納得感のようなものを
感じ取っていました。
「職人を選ぶにせよ、経営者を選ぶにせよ、
そこに納得をして覚悟をすることが
大切なんだなぁ。
まぁ、本田技研工業だって、
技術の本田宗一郎と、
経営の藤沢武夫に
役割をハッキリと分けたから
今があるわけだしなぁ。」
私は、そんなことを考えながら、社長様を眺めていました。
(リンクスビジネスラボラトリー チーフコンサルタント 山崎顕)
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