カードの使い方について考察していく。
カタンでのプレイヤーが取りうる、選択肢の分岐点としては、都市化を優先するのか、家を優先するのか、もうカードを引いていいのか、どうカードを使うのか、どう交渉を進めていくのか、どこに騎士を置くのか、誰から取るのか・・・
などが挙げられるだろう。
生産力及び、勝ちやすいゲームプランを意識すれば考え方としては難しくない。
この中では、カードの使い方に疑問が残るプレイをよく見るので、考察してみる。
騎士
1番多く引くカードだ。それだけに騎士の使い方は肝になる。
基本的には、自分の土地の上に盗賊を置かれるまで使ってはいけない。
一番よくない使い方は、「今の手札だと動けないので1枚取ってみよう」というものだ。騎士は資源を1枚取るカードではない。
自分が勝つ事を考える場合、ゲーム中盤以降、基本的には1~2位、悪くとも3位ぐらいにはいることになる。
すると、自分がペースよく進み始めた時に、盗賊を置かれる事が予想される。
つまり、勝つプレイヤーはいつか盗賊を置かれると思った方がよく、「盗賊を追い返すカード」として使うのが正しい。
例外としては、カードが溜まりすぎて使い切れない、ラージスト争いで一刻も早く打たないといけない、といった状況が挙げられるだろう。
トップが多少走っていても、自分が騎士を使って止める必要はさほどない。放っておけば、7を出したプレイヤーが盗賊を置いてくれる場合が大半だ。
ここからは盗賊の置き方、取り方について言及しておく。
手札がピッタリ8枚のプレイヤーからは基本的に取らないべきだ。
そのプレイヤーは、7が出たら資源を4枚失うという状態であり、期待値的に考えると取ると7枚の場合より、8枚の場合の方が損である。
また、バーストしたプレイヤーから資源を取るのは非常に有効だ。性格が悪いと思われるかもしれないが、そのプレイヤーにとって価値のある4枚が残っている。それだけに通常より相手を減速させる効果が大きい。バーストして資源を取られ、主要なマスを抑えられ、失速というのは、代表的なトップ陥落パターンだ。
序盤であれば、資源目当てでプレイヤーを選んでもいいが、中盤以降は、有利なプレイヤーの手札を1枚でも減らすという発想で取った方が大抵の場合いい。
なお、最序盤に家を建てたい場所が競合しているプレイヤーがいる場合は、そのプレイヤーにとって家を建てるために必要な資源が湧くマスを止めるという手もある。あまり露骨にやると目立っていい事は無いので程々に。
発見
一番の外れカードと言っていいだろう。
基本的には、自力で湧かない資源を取ることになる。
麦鉄と取れば都市化できる、と言った場合に使うのはあまりおススメできない。放っておけばいつか都市化なんかできる。4件目の家を建てるなど、自分が湧かない資源に合うように取りたい。
カードの引き合いで負けられない場合に、麦鉄羊のうち2種類を2枚以上持っている場合、ない2枚を取ってカードを2枚引くなどの場合に留めたい。1枚でも引ける場合は、発見を温存してただ引く、3:1港を使えばカードを引ける場合はそっちを選んだ方が大抵よい。
街道建設
腐る時もあるが、序中盤に引くとかなり有用なカード。
隠しておいて、ロンゲストを突然奪う手も有力だが、4件目までの候補地全てに道を引いてしまう手が大体の場合有力だろう。
対抗プレイヤーの道の前をカットするなど、色々と面白い使い方ができる。
独占
最強のカード。
「資源がいっぱい取れる時に使う」というのは少し勿体ない。
カタンというゲームは性質上、1位になると盗賊の的になりやすい。
なので、隠しておいて、一気に上位をごぼう抜きできるようなシーンで使いたい。
トップ目に資源が湧きすぎて、緊急避難的に打たされる事もあるが、基本的には、使えば圧倒的優位を築けるシーンまで温存したい。
なんとなく鉄が多く湧いて、鉄が貰えれば都市化できる・・・程度で打つのは勿体ない。
なお、独占を打つ前に、独占で宣言する対象の資源を交渉に出す手もある。バレバレなうえに、供給過多な資源なんか貰ってくれる可能性は低いが。
