自宅のすぐ目の前に、ご夫婦が家を作ろうとしている。
夫婦仲良く動いている二人を自宅の室内から眺めていると、時々目が合う。
天気が良くて外につい目が移るが、その際、なんだか覗き見ているようで申し訳なくなり、こちらが引きさがる。
こっそり覗くと(覗くのか)、彼らは懸命に木材を運んで組んで。
奥様は旦那様が運んだ木材を適材適所に配置している。
私は自宅で溜まった家事をこなす午前中、ついついそっちに目を取られる。
天気の良い午前、室内の植物たちをバルコニーに出そうと扉を開くと
ご夫婦はその私の動きに敏感に反応し、動きを止める。しばし凝視。
奥様は家の骨格の設置、旦那様は木材運びの最中。
動き出したのは私、バジルの鉢を置こうとした瞬間、彼らは勢いよく飛び立った。
鳩の夫婦。

しばらく20メートルほど離れた場所でこちらの様子をうかがっていた2羽は
10分ほどして、どこかに去ってしまった。
その後、戻ってこない。
造りかけの家は植木(レッドバロン)の間、小枝を編みこみかけた途中のまま。
戻ってきて欲しいので、小枝をたくさんバルコニーに置いといた。