4月30日。
昨日の疲労が出るかと思いきや、まだ平気。
どうやら結構な健脚?それとも明日に・・・?
どうやら結構な健脚?それとも明日に・・・?
ともかく。人ごみを避けるために、また朝早くにホテルを出発する。7:15。
今日は白谷雲水峡、もののけ姫の森を訪ねる。
朝食はまた弁当にしてもらった。
今日は白谷雲水峡、もののけ姫の森を訪ねる。
朝食はまた弁当にしてもらった。
安房から車を30分ほど走らせただろうか。『白谷広場』の駐車場に到着。
他の車は数台だけ。ガラガラだ。
車を停めて、車内で朝食、登山弁当をいただく。
他の車は数台だけ。ガラガラだ。
車を停めて、車内で朝食、登山弁当をいただく。
空腹を満たし、いざ行こう。でも管理棟に人の姿は無い。
特に入場料は無いが、ここは清掃協力金として1人300円を納めることになっている。
特に入場料は無いが、ここは清掃協力金として1人300円を納めることになっている。
トレッキングの開始。昨日の疲れを微妙に感じるのは左足のスネ、前部の筋肉。
バスケやバレーでは使わない箇所かもしれない。 まぁ、気になるレベルじゃない。
バスケやバレーでは使わない箇所かもしれない。 まぁ、気になるレベルじゃない。
まず入口から整備された舗道を抜けると、巨大な花崗岩の上を歩く。
その先に現れる落差50mの滝『飛流おとし』。険しい岩場の隙間を流れ落ちる豊富な水。
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190707/11/linatic13/6a/bb/j/o0404053814494291273.jpg?caw=800)
その先に現れる落差50mの滝『飛流おとし』。険しい岩場の隙間を流れ落ちる豊富な水。
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190707/11/linatic13/6a/bb/j/o0404053814494291273.jpg?caw=800)
原生林歩道で最初に出会う屋久杉が『二代大杉』。
江戸時代に伐採された杉に新たな杉が着生して育成している。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190707/11/linatic13/7d/54/j/o0461061514494291284.jpg?caw=800)
江戸時代に伐採された杉に新たな杉が着生して育成している。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190707/11/linatic13/7d/54/j/o0461061514494291284.jpg?caw=800)
二代大杉の次に登場するのが『三本足杉』、その名の通り。
三方向に分かれた根が大地に踏ん張る足のように見えるユニークな杉。
根の下はくぐれるほどの広さ。 いや、くぐらなかったが・・・。
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190707/11/linatic13/4f/61/j/o0615046114494291300.jpg?caw=800)
三方向に分かれた根が大地に踏ん張る足のように見えるユニークな杉。
根の下はくぐれるほどの広さ。 いや、くぐらなかったが・・・。
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190707/11/linatic13/4f/61/j/o0615046114494291300.jpg?caw=800)
続いて登場するのは『びびんこ杉』。変わった名前だ。
鹿児島弁で「肩車」の意味らしい。切り株に若い株が育成し、まるで親子が
肩車をしているように見えることからこの名、とのこと。
直に触れることができる。ナウシカのように耳を当てたが水の音は聞こえず。
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190707/11/linatic13/04/02/j/o0461061514494291309.jpg?caw=800)
鹿児島弁で「肩車」の意味らしい。切り株に若い株が育成し、まるで親子が
肩車をしているように見えることからこの名、とのこと。
直に触れることができる。ナウシカのように耳を当てたが水の音は聞こえず。
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190707/11/linatic13/04/02/j/o0461061514494291309.jpg?caw=800)
続いて『三本槍杉』。
斜めに倒れた倒木に三本の杉が着生し、一体化している。
倒木更新の中でもきわめて珍しいケースらしい。
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190707/11/linatic13/ca/01/j/o0615046114494291319.jpg?caw=800)
斜めに倒れた倒木に三本の杉が着生し、一体化している。
倒木更新の中でもきわめて珍しいケースらしい。
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190707/11/linatic13/ca/01/j/o0615046114494291319.jpg?caw=800)
次に現れたのは『奉行杉』。
どっしりと構える太い幹が「奉行」という名前にぴったり。
推定樹齢1800年の貫禄ある屋久杉。見事だ。
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190707/11/linatic13/e3/19/j/o0461061514494291332.jpg?caw=800)
どっしりと構える太い幹が「奉行」という名前にぴったり。
推定樹齢1800年の貫禄ある屋久杉。見事だ。
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190707/11/linatic13/e3/19/j/o0461061514494291332.jpg?caw=800)
どんどん登場する見事な杉はもちろん、途中の風景はどこを見ても
まるで映画のワンシーンのような見事な景色。この色、日本の伝統色で言うと萌黄~青丹、松葉色か。
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20190707/11/linatic13/a2/8a/j/o0692051914494291342.jpg?caw=800)
まるで映画のワンシーンのような見事な景色。この色、日本の伝統色で言うと萌黄~青丹、松葉色か。
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20190707/11/linatic13/a2/8a/j/o0692051914494291342.jpg?caw=800)
『くぐり杉』だ。当然くぐる。足元には
くぐるための歩道が設置されている。
![イメージ 13](https://stat.ameba.jp/user_images/20190707/11/linatic13/2c/42/j/o0615046114494291354.jpg?caw=800)
くぐるための歩道が設置されている。
![イメージ 13](https://stat.ameba.jp/user_images/20190707/11/linatic13/2c/42/j/o0615046114494291354.jpg?caw=800)
さらに進むと『七本杉』が見えてくる。
見上げると7本の枝が四方八方に広がっている。幹も見事だ。
![イメージ 8](https://stat.ameba.jp/user_images/20190707/11/linatic13/22/74/j/o0461061514494291365.jpg?caw=800)
見上げると7本の枝が四方八方に広がっている。幹も見事だ。
![イメージ 8](https://stat.ameba.jp/user_images/20190707/11/linatic13/22/74/j/o0461061514494291365.jpg?caw=800)
沢を過ぎて森が深くなると目的地は近い。
![イメージ 9](https://stat.ameba.jp/user_images/20190707/11/linatic13/0a/ac/j/o0692051914494291375.jpg?caw=800)
![イメージ 9](https://stat.ameba.jp/user_images/20190707/11/linatic13/0a/ac/j/o0692051914494291375.jpg?caw=800)
視線を感じて振り返った先には、「こだま」がいるのかも。
![イメージ 10](https://stat.ameba.jp/user_images/20190707/11/linatic13/6a/d9/j/o0692051914494291388.jpg?caw=800)
![イメージ 11](https://stat.ameba.jp/user_images/20190707/11/linatic13/22/ff/j/o0692051914494291396.jpg?caw=800)
地元の人のお勧めポイントとして、辻峠をさらに奥に進み『太鼓岩』を目指す。
ここまで来ると風の吹き抜ける音を感じる。体感温度も明らかに下がる。
苔々しい景色が一変、見慣れた山の風景に。風が通るせいだろうか、乾燥するのだろうか。
ここまで来ると風の吹き抜ける音を感じる。体感温度も明らかに下がる。
苔々しい景色が一変、見慣れた山の風景に。風が通るせいだろうか、乾燥するのだろうか。
森の神と風の神、両者の支配の境目、という感じだ。よくわからないが。。。
割と急勾配を進むこと約20分、巨大な一枚岩「太鼓岩」が現れる。
標高979m、岩上に立つと一気に視界が開け、一帯の山々を大パノラマで眺望できる。
高いところが苦手な私は、少しビビりながらも、その絶景に圧倒される。
吸い込まれる。吸い込まれたら落ちそうだ。
![イメージ 12](https://stat.ameba.jp/user_images/20190707/11/linatic13/1e/8b/j/o1152086414494291411.jpg?caw=800)
標高979m、岩上に立つと一気に視界が開け、一帯の山々を大パノラマで眺望できる。
高いところが苦手な私は、少しビビりながらも、その絶景に圧倒される。
吸い込まれる。吸い込まれたら落ちそうだ。
![イメージ 12](https://stat.ameba.jp/user_images/20190707/11/linatic13/1e/8b/j/o1152086414494291411.jpg?caw=800)
言葉を失う風景を満喫し、下山、駐車場に戻ったのが12時頃。
残り少ない屋久島滞在は、後編に続く。