もう17年ほどのお付き合いがある
数名の仲良しグループがあります。
子供が小学生の頃は、年に数回全員で集まっては、
レジャー施設に行ったり、ランチしたりとめっちゃ仲良くしてましてん。
ここ数年は、子どもも大きくなり
なかなかみんなで集まる機会も少なくなってきてまして、
それでも、2年に一回はそういうオフ会のようなものは続けてましてん…
しかし、その仲良しグループの一人のママ友さん(仮にAちゃん)が、
昨年、3年間患った肺がんで亡くなってしまいました。
彼女のその事を知ったのは、
何もかも全て終わってからでした…
彼女は病気の事は一切話しませんでした。
亡くなる半年ほど前に会った時は、
既にウィッグをつけていたらしいのです。
全く気づきませんでした。
いつも颯爽とバイクで来るAちゃんが、
その日に限って電車で来てました。
ウィッグだとヘルメットが被れませんもんね…
オフ会に仕事で遅れて行ったあたし…
Aちゃんは、引っ越してしまってたのでなかなか会えずにいたんです。
「Aちゃんが来てるなら、遅れてでも行くわ」と、遅れて参加。
帰りにAちゃんは「仕事忙しいのに来てくれてありがとう~ うれしかった~」って
それが最後に交わした会話でした。
彼女の遺志で、全て終わってから
みんなには連絡してほしいと…
悲しくて悲しくて涙が止まりませんでした。
あたしがカミングアウトしてたら、彼女も話してくれてたのかな…
そうやったら、彼女の相談に乗ったり、励まし合う事ができてたかもしれへん…
少なからず、支えになれてたかもしれへん…
そう思うと、彼女との別れは
胸が締め付けられるほど苦しい
お別れになってしまいました。
落ちついた頃に、その友人たちと
お線香をあげさせてもらいに行きました。
遺影の彼女は優しい顔をして
微笑んでいました。
ご主人から、ご家族でたたかった闘病の様子をうかがい、また涙しました。
最期までカミングアウトしなかった彼女…
あたしもまた、カミングアウトせずに日常を送る…
癌という病気は、胸に秘めたままが良いのか否か…
考えさせられる、Aちゃんとのお別れでした。
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