五島です。

北京オリンピックたけなわの現在ですが、中国に対しは色々な感想や思いをお持ちのことと考えます。
私は最近中国の歴史小説、勿論これらを日本人が記したフイクション物ですが幾つか読んでおります。
時代は紀元前の中国が舞台で、やはり国盗り合戦が小説としての醍醐味でありましょう。
その中でよく出てくる話として、皆さんがよくご存知の孫子の兵法というのがあり、
色々な合戦で駆使されており面白く読ませてくれております。

この孫子の兵法の中に五事と言うのがあります。
これは兵法で重んじる五つの事柄を表していると言われています。

五事とは ①道 ②天 ③地 ④将 ⑤法 の五つです。
これについては本来の意味は諸説あると思いますが、
こららは現在の企業経営や営業活動に通じるところがあると考え、私なりの解釈を試みてみました。
本来の意味とは懸け離れたものとなるかもしれませんが、
皆様のご意見が拝聴出来ますれば幸甚でございます。

① 道
これは地位の上下の心が一体となることと言われていますが、
企業活動、営業活動に於いても、経営者、従業員が一体となって目標に向って進む、
新入社員から社長、またその逆にも意思疎通無く、連帯感が生じれば活発な企業に成長すると考えます。

② 天
自然界のことですが、地球温暖化・異常気象等が叫ばれている昨今に於いて、
地球について考えてみるのも一考でありますが、孫子の兵法の天は自然の理を戦法に生かす事で、
これを経済界、日本経済、世界経済の現状に置き換え、その状況に応じて対応を考える必要性を感じます。

③ 地
これは文字通り土地の理で、広さ、狭さ、野あり山あり地勢のことです。
東京一極集中と言われている現在、営業活動に於いても東京中心とならざる一面は否定できませんが、
近畿圏、中部圏等今後の道州制をも視野に入れて進めること、また広い観点から、
物事を見る目を養う必要性を感じます。

④ 将
言うまでも無く経営者、社長ですが、才知、威信、仁慈、勇気、威厳などトップとして尊敬され、
且つ慕われる状況を造りだすことで、①の道が生かされるものと思います。
将を営業のトップとして考え営業戦略を立てるのも一つの役目だと考えます。

⑤ 法
軍律、担当分野のきまりなど軍制のことですが、今は企業のコンプライアンスが問われ、
今後は益々強化されていくことでしょう。
特に昨年来から繰り返し行われた一連の食品偽装等の問題は他山の石とせずに、
常に公明正大に物事を考える力を全員が持ち、進めないと企業の将来は生まれないと考えます。

以上の五時を基本として、今後の仕事に生かし、
企業の発展のために努力して参りたいと存じます。


常勤監査役
五 島  藤 吾