「そうだったのか」の脳の動きに迫る! | Lin's Times

「そうだったのか」の脳の動きに迫る!

人間の創発的な頭の働き方を探る認知科学

「初期の認知科学では、人間はコンピュータ・プログラムのように論理的に問題を解くと仮定して研究されていましたが、最近では決してそうではないことがはっきりしてきています。人間の知的活動はもっとダイナミカルなものなのです」と語るのは、認知科学者の青山学院大学教授、鈴木宏昭さん。認知科学とは心の仕組みの解明を目指す科学で、心理学や脳科学、工学(特に人工知能)などの分野にまたがる1970年代に始まった学問だ。


鈴木さんが目下取り組んでいるのがブロック組み立て課題を用いた学習過程の研究だ。これは、7ピースのブロックを見本通りに組み立てるという課題を毎日1時間程度ずつやらせて、被験者が熟達していく過程をビデオに撮影して分析するというもの。約2週間にわたって2,500回やらせたところ、最初は20秒ほどかかった組み立てが、最後は3秒を切るまでになった。ビデオを見ると、目にも留まらぬ速さの手さばきだ。しかし、回を重ねるうちに手の動きがどんどん機械のように精密になっていったのかというと、そうではない。一旦、あるやり方に沿って動きがチューニングされていっても、過去に放棄した別のやり方が再登場したりと、その学習過程には複雑な揺らぎが見られるという。

 「学習過程を理論化するために行われてきた従来の実験は、長くても1時間程度で終わる学習を扱ってきました。けれども、実際の人間の学習はもっとずっと長い期間をかけて行われるものです。物事にはわかる時期というものがあり、時間をかけて内部の状態がレディネス(準備の整った状態)になったときに、『そうだったのか!』とわかる。そういう過程を実験室で捕まえられればと思っています」

(from wisdom)
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脳みそ関係の話は大好き。

「わかった」とか、「なるほど」という感覚は単純に知的な喜びを与えてくれる。

超勉強法なんていう単語が流行ったのはいつの頃か。

単純に「知る」「理解する」ことの過程が早く解き明かされることを楽しみに待つ。

その時に、また「わかったぞ!」と感動したいものだ。