自爆テロに失敗した女性
自爆テロ:失敗した女性、哀しい結末
死ねなかった自爆テロリスト。ヒロインに祭り上げられた。
その姿は、あまりに哀(かな)しい。
パレスチナの女性、ワファ・アルビス容疑者(21)は先月20日昼前、イスラエル領との境界にあるエレズ検問所に現れた。通行許可証は持っていた。やけどの治療のため、イスラエルの病院へ通っていたからだ。だが、幾重もの鉄さくを隔ててビデオカメラで監視していた治安要員は、彼女の前後で鉄さくを閉じる。スピーカーを通じて、服を脱ぐように命じた。
その時のビデオが、イスラエル軍から公開された。無声のビデオは、スカーフやコート、さらに上着まで脱いだ女性が、白いTシャツ姿で抗議する様子を映し出す。両腕やのど元は、やけどで赤黒く変色。シャツをめくり、同様に変色した腹部をさらけ出した時、女性の顔から表情が消えた。右手が、すっとズボンのポケットに入った。
歯を食いしばって何かもぞもぞといじった後、黒いコード状の物を勢いよく引き抜く。二重のズボンの下に隠された10キロもの爆薬の起爆装置。不発だった。もう一度操作するが結果は同じ。爆弾を隠し持っていることを見破られたアルビス容疑者は、その場での自爆に失敗し、手で顔を覆って泣き叫んだ。「死なせて」と、絶望的な叫びが聞こえるようだった。
from 毎日新聞
*** *** ***
殉教という言葉に違和感を覚える。
宗教を信じて、人を殺せば天国に行けるのか。
テロリストたちは今まで、罪の無い人を殺して何かを得たことがあるのだろうか。
残虐な犯罪でしか、怒りの感情を表すことが出来ない世の中が悪いのか。
疑問はつきない。
答えも出ない。
死ねなかった自爆テロリスト。ヒロインに祭り上げられた。
その姿は、あまりに哀(かな)しい。
パレスチナの女性、ワファ・アルビス容疑者(21)は先月20日昼前、イスラエル領との境界にあるエレズ検問所に現れた。通行許可証は持っていた。やけどの治療のため、イスラエルの病院へ通っていたからだ。だが、幾重もの鉄さくを隔ててビデオカメラで監視していた治安要員は、彼女の前後で鉄さくを閉じる。スピーカーを通じて、服を脱ぐように命じた。
その時のビデオが、イスラエル軍から公開された。無声のビデオは、スカーフやコート、さらに上着まで脱いだ女性が、白いTシャツ姿で抗議する様子を映し出す。両腕やのど元は、やけどで赤黒く変色。シャツをめくり、同様に変色した腹部をさらけ出した時、女性の顔から表情が消えた。右手が、すっとズボンのポケットに入った。
歯を食いしばって何かもぞもぞといじった後、黒いコード状の物を勢いよく引き抜く。二重のズボンの下に隠された10キロもの爆薬の起爆装置。不発だった。もう一度操作するが結果は同じ。爆弾を隠し持っていることを見破られたアルビス容疑者は、その場での自爆に失敗し、手で顔を覆って泣き叫んだ。「死なせて」と、絶望的な叫びが聞こえるようだった。
from 毎日新聞
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殉教という言葉に違和感を覚える。
宗教を信じて、人を殺せば天国に行けるのか。
テロリストたちは今まで、罪の無い人を殺して何かを得たことがあるのだろうか。
残虐な犯罪でしか、怒りの感情を表すことが出来ない世の中が悪いのか。
疑問はつきない。
答えも出ない。