ネスカフェの広告 | Lin's Times

ネスカフェの広告


カムチャツカの若者が

きりんの夢をみているとき

メキシコの娘は

朝もやの中でバスを待っている

ニューヨークの少女が

ほほえみながら寝がえりをうつとき

ローマの少年は

柱頭を染める朝日にウインクする

この地球では

いつでもどこかで朝がはじまっている

ぼくらは朝をリレーするのだ

経度から経度へと

そうしていわば交替で地球を守る

眠る前のひととき耳をすますと

どこか遠くで目覚時計のベルが鳴ってる

それはあなたの送った朝を

誰かがしっかりと受けとめた証拠なのだ

朝のリレー スクリーンセイバー

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お気に入りの広告。

太陽の光が照らして、地球の回転に合わせて次々と世界中が朝を迎えていく様子が、生き生きと描写されている、谷川俊太郎の詩.

地球の外から眺めている視点と、すぐそばから朝を見つめる視点。

この小さい地球が、僕らを乗せてしっかりと毎日回っていることを実感させてくれる。

コーヒーを飲みながら
自分が住む街がせわしなく動き、目覚めていく朝を眺める。

昼休み、ゆっくり休みながらゆったりとした時間を過ごしながら幸せな瞬間を味わう。

夜、地球の裏側で目覚めているであろう街を想像しながらコーヒーを飲む。

そんな幸福な毎日が想像できる秀逸な広告だ。