ちょっと悩む話 | Lin's Times

ちょっと悩む話

これは僕が昔から知っている話なのですが、話の出所は覚えていません。でも聞き終えた時に『あれ?あれあれ?』って気持ちになったのは良く覚えています。まあ読んでみてください。


むかしむかし(といっても本当に昔、少なくとも旅館の宿賃が1人10円だったくらい大昔)、ある3人の若い旅人達が、道中の古びた旅館に泊まった時の話。
旅人達は1人10円の宿賃を3人まとめて30円、女中さんに支払いました。
女中さんはそのお金を主人のもとへ持っていくと、
『彼等もまだこれから長旅の様子、若いのに出費がかさんで大変だろうに....。お前、これをほんの気持ちだと言って返してきておやり。』
と言って、女中さんに5円持たせてやりました。

女中さんは、旅人達のところへ戻る途中に立ち止まり、ふと考えました。
(5円を3人では割り切れない...。幸いおつりがあるなんて事はもちろん3人は知るはずもないし...)と、その瞬間、女中さんは2円を自分の着物の袂にそっとしまい込んでしまいました。

なにくわぬ顔で彼女は3人に向かって
『これ、主人からのほんの気持ちです』と言うと1人ずつに、1円を返しました。


さて、ここからが問題です!
初めに、1人10円払ったところが、1円返ってきました。ということは、結局1人が払ったのは.....そう9円ですよね。
ということは3人で(3x9=)27円払ったことになります。
え?あれ?  女中さんがネコババしたのは、確か2円!
27円+2円=...............29....29円ですよね...。
あれ?あれあれ?


と以上なのですが一瞬、不思議な気持ちになるでしょう?
え? ならない?そうですか...。すんません。



 女中がもう1円ネコババしていた!……っていうのは違いますよ。
 主人が1円数え間違えた!……っていうのも違います。
 消費税!……は1989年からなので違います。
 洒落を説明するのもなんなのですが、気になって仕方がないという方もいらっしゃるかと思いますので、この下に説明を書いておきましょう。


答え↓



 旅人が払ったお金に、女中がネコババしたお金を足しているところが間違っているのです。実際には、こんな式になります。
   9×3     =   25     +    2
(旅人が払ったお金)(主人が貰った宿代)(女中のネコババ)


わかったかな?
まぁ単純な話なんだけどね。
人の集中してないときの思考能力ってのは意外とたいしたことないのかも。