皆さんは、中国語の文をどのようにメモを取っていますか。
私は、次のような形をお勧めします。

つまり動詞を真ん中に置き、両側に他の言葉を書き留めるという方法です。
このように書くと、
中国語の場合、動詞が中心だという意識が強化されるからです。
動詞が中心??
これはどういう意味でしょうか。
詳しく説明すると、本一冊が書ける、または数回の講座が出来るかもしれません。
ここで、例を2つだけあげましょう。
1・動作主と対象が動詞のどっち側にも置けます。
たとえば「私が本を読む」(我看书)。私は「動作主」、本は「対象」。
「私が何をした?」と言いたいなら、こうなります。
我 看过 这本书。
「本はどう?」と言いたいなら、こうなります。
这本书 看过了。
2・前置詞句と動詞の関係。
前置詞句とは、「~で」「~に」(在~)「~から」(从~)「~まで」(到~)のことである。
この前置詞句は、動詞の両側に置けます。当然、意味は違います。
我 在东京 工作。
我 住 在东京。
では、「黒板に字を書く」はどうですか。
次のように考えるのでしょう。
字を書く: 写字。
黒板に書く: 写在黑板上。
普通に考えると、「写字在黑板上」となりますよね。じつは違います。
動詞中心なので、この動詞“写”の後ろに“字”“在黑板上”が同時に現れることが許されません。
(動詞って傲慢の女王のようですよね)
そうすると、“字”と“在黑板上”は、“写”(動詞)の両側に置かれます。
1) 把这三个字 写 在黑板上。
2) 在黑板上 写 三个字。
では、1)と2)の違いは?
じつは、ここで違う原理が働いています。
多くの場合、「特定な言葉は動詞の前に、不特定な言葉は動詞の後に」というルールに従います。(このことも「動詞中心」を意味しています!)
また、多くの文法書に「“把”の後に特定な言葉が来る」と書いています。
動詞の前にしか置けない“把~”と特定な言葉、二つの特徴はうまい具合に合っていますよね。
いかがでしょうか。
動詞が中心だということの意味を少し理解していただけたのでしょうか。
以上のことを踏まえて、私は時々次の絵を使って語順の間違えを訂正しています。

そして、皆さんが動詞を真ん中に置くようにメモを取っています。
この
「メモッテ」語順を覚える方法を
ぜひ皆さんに理解してもらいたいと思います。
ご希望があれば、セミナーでも開こうと考えています。
皆さんのご意見をぜひ聞かせてください。
私は、次のような形をお勧めします。

つまり動詞を真ん中に置き、両側に他の言葉を書き留めるという方法です。
このように書くと、
中国語の場合、動詞が中心だという意識が強化されるからです。
動詞が中心??
これはどういう意味でしょうか。
詳しく説明すると、本一冊が書ける、または数回の講座が出来るかもしれません。
ここで、例を2つだけあげましょう。
1・動作主と対象が動詞のどっち側にも置けます。
たとえば「私が本を読む」(我看书)。私は「動作主」、本は「対象」。
「私が何をした?」と言いたいなら、こうなります。
我 看过 这本书。
「本はどう?」と言いたいなら、こうなります。
这本书 看过了。
2・前置詞句と動詞の関係。
前置詞句とは、「~で」「~に」(在~)「~から」(从~)「~まで」(到~)のことである。
この前置詞句は、動詞の両側に置けます。当然、意味は違います。
我 在东京 工作。
我 住 在东京。
では、「黒板に字を書く」はどうですか。
次のように考えるのでしょう。
字を書く: 写字。
黒板に書く: 写在黑板上。
普通に考えると、「写字在黑板上」となりますよね。じつは違います。
動詞中心なので、この動詞“写”の後ろに“字”“在黑板上”が同時に現れることが許されません。
(動詞って傲慢の女王のようですよね)
そうすると、“字”と“在黑板上”は、“写”(動詞)の両側に置かれます。
1) 把这三个字 写 在黑板上。
2) 在黑板上 写 三个字。
では、1)と2)の違いは?
じつは、ここで違う原理が働いています。
多くの場合、「特定な言葉は動詞の前に、不特定な言葉は動詞の後に」というルールに従います。(このことも「動詞中心」を意味しています!)
また、多くの文法書に「“把”の後に特定な言葉が来る」と書いています。
動詞の前にしか置けない“把~”と特定な言葉、二つの特徴はうまい具合に合っていますよね。
いかがでしょうか。
動詞が中心だということの意味を少し理解していただけたのでしょうか。
以上のことを踏まえて、私は時々次の絵を使って語順の間違えを訂正しています。

そして、皆さんが動詞を真ん中に置くようにメモを取っています。
この
「メモッテ」語順を覚える方法を
ぜひ皆さんに理解してもらいたいと思います。
ご希望があれば、セミナーでも開こうと考えています。
皆さんのご意見をぜひ聞かせてください。