先週末、『つながる中国語文法』の増刷が決定されました!(計11000冊)それにともない、語林で増刷記念セミナーを行います。

時間は、2014年の2月11日の午前。参加費は、感謝を込めてのワンコインです。

『つながる中国語文法』は、私のはじめての単行本なので、特別な思い入れが入っています。
発売3日後に書かれたブログ、正月にツイッターでの盛り上がり、次々と書き込まれたアマゾンでのレビュー、それに「台湾で取り寄せてもらった」「シンガポールの本屋にも置いてあるよ」といった情報。一度も逢ったことのない方たちから、あんなに感想が寄せられることに、ただただ驚きです。

じつは、この本は、批判を覚悟した上で出した本と言ってもいいです。

主題を強調し、了はひとつしかないと主張し、会と能の違いや受身文についても一般的な文法書と見解が異なります。それに、細かいところを省き、授業でよく質問された内容にしぼった書き方は、どう見られるかと不安ばかりの出版でした。

しかし読者からの好評の嵐で、私の不安が吹っ飛ばされました。

つながる中国語文法/ディスカヴァー・トゥエンティワン

¥1,680
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そのあと、何人かの方と実際に交流をもつことができました。
彼らと接すると、また『つながる中国語文法』を読んでスッキリしたとは言え、使いこなせるまでには、努力が欠かせないことが分かりました。そして、口頭で皆さんに説明できたらとつよく感じるようになりました。

2月11日の増刷記念セミナーは短い2時間ですが、皆さんが少しでも「了」について理解を深めることができるといいですね。

みなさん、どうぞご参加ください。