あの小野正利が加入したバンドということでずっと気にはなっていたし、どっかで真面目に聞くことになるんだろうなと思いつつも存在を知ってからもはや10年。
自分のギターの音ですらうるさいなあとも思い、聞く音楽に至っては特にクラッシックを聞き始めてからは、もうHM/HRはいいや、と思い始めたここ7~8年は、カーオーディオに入っている昔のHR/HMのアルバムでさえ、ローテ-ションでなり始めると飛ばす。そんな状況から、まさか今さら、HR/HMのバンド(和楽器バンドはちょっと違うと思う(笑))のアルバムを買うことになるとは思い寄らず。。。なんですが。
つい一昨日、携帯でyoutubeを見ていて、たまたまトイレに行きたくなって、なっているyoutubeをそのままにしてトイレにいってかえってきたら、見ていたchの動画はおわっていて、そのままおすすめにあがっていた別の動画が再生されていました。なっている音はどうもclassicのオケ演奏っぽく、曲は大好きなチャイコのバイオリンコンチェルト。
誰の演奏かしらと携帯を手に取ろうと思ったら、ちょうど第一楽章のバイオリンソロが始まるタイミングだったけど、なりだしたのは、ひずんだギターとボーカルのシャウト。
えええええと思い、携帯を手に取るとGalneryusの『Angel of Salvation』でした。
まあ、小野正利もやばいけど、ギターもやばい。ベースもやばいし、キーボードもやばい。ドラムもやばいし、もうすべてがテクニカルでハイレベル。BABYMETALの楽器隊をはじめて目にしたとき以上の衝撃。ギターソロはチャイコのバイオリンコンチェルトのバイオリンソロの旋律がオマージュ的にちりばめられていて、オケやキーボードとのユニゾンもところどころちりばめられていて、近年ロック音楽に対して感じたことのない、カッコエエ~の感想が思わず漏れていていました。wikiでみるとことさらneo classical的なコンセプトではないみたいだけど、ハードプログレ的なneo classical的な楽曲にうなってしまいました。
50にやならずやの歳でClassic音楽を真面目に聴き始めたとき、もしわかりしころからClassic音楽を聴いていたら・・・、の"もし"の完成形を示されたみたいで、思わずため息(こんなに完璧な形で表現できていたかは別として。。(苦笑))。
なんでも、ギターのsyuはバイオリンをやってみたいで、なるほどな、と。
まあ例によって大人買い(笑。
しばらくはまりそう。