今回は日本国内でお馴染みタイプのブリーフを採り上げます。spreadshirtでの個人発案によるデザイン化と商品化、さらにそこから生まれる商品群の幅の広さと厚みとを知る好例と思いますので、概要を一挙紹介します。
(1)前開き白ブリーフ(tighty whities)のアパレル用デザイン
今回紹介するのは前開き型の白ブリーフです。発案・図案化・商品化の対象選択をしたのは米国のstacy4uamarshaさんです。この方は60種を越える気の利いた種々のデザインと商品を出展していて(注1)、その内の一つが図1の白ブリーフ(tighty whities)です。
(注1)https://www.spreadshirt.com/shop/user/stacy4uamarsha/
図1 米((日)式ブリーフの図案化(Sstacy4uamarshaさんによる)
まさしく私達がお馴染みの前開き型の白ブリーフですね! 形・種類(注2、3)と前開き(注4)についてのkia***さんの解説によれば、ローレグで縦-縦型前開きを持つ米(日)式ブリーフです。日本には第二次大戦後に導入され、「ブリーフといえばこれ!」というように一般化したタイプです。ご覧のように、このモチーフ化されたブリーフは軽快なローライズ~ミッドライズ型で、日本国内ならセミビキニブリーフ相当です。ロゴのCHILLは「Z世代風くつろぎ」といった感じでしょう・
(注2)https://ameblo.jp/lin-baelder/entry-12690997292.html?frm=theme
(注3)https://ameblo.jp/lin-baelder/entry-12697798181.html?frm=theme
(注4)https://ameblo.jp/lin-baelder/entry-12697798181.html?frm=theme
(2)このモチーフをもった商品群と特徴
(2)-1 シャツ類
図2はSpreadshirtがメイン商品としているシャツ類の例です。男性用(Men)をクリックするとunisex用も含めて20種類、女性用(Women)をクリックすると同じく28種ものタイプがズラリと出てきます。
図2 米(日)型ブリーフをデザインモチーフにした上着シャツ類の例。上:男性用、中:男女両用、下:女性用。
購入に際しては男女用のそれぞれ右側に示されているような色彩を選択し、このデザインモチーフの位置・大きさ・図案角度をカスタマイズでき(customize表示をクリック)、さらに他のデザイン追加、文字表示の追加削除なども指定できるようになっています。図4はイタズラ心で試してみた例で、本ブログの標題の一部(Research on Briefs)と熊のイラストを付け加えてあります。
このように追加できるデザインは人間と動物およびその世界、自然および人工の事物(地球上から天体宇宙)と現象、想像の諸事物等からキャラクター図案まで用意されていて、その数は膨大です(あまりの多さに途中で確認放棄)。
図4 Unisex Colorblock Hoodieの図案カスタマイズ例: キャラクターやロゴの追加選択と配置、さらに図1のデザイン全体位置もカスタマイズ可能。
図5は男女両用シャツの着用例です。モデルさんの見た目もあって、日本でよく言われる「ブリ-フ=ダサイ・キモイ・エグイ」とはまったく別のイメージですね(Tighty Whitiesに対するユーモアやひょうきんさも感じますが・・・)。
図5 男女両用シャツ類の着用例:上記の各種カスタマイズが可能。
(2)-3 子供・ベビー用もあり(!)
図6 子供用(上)およびベビー用(下)シャツ・衣類群
図7は子供用シャツ類の着用例です。ユーモア的な要素も含んで可愛らしく似合っていますね。「白ブリーフ」に対して国内でよくある揶揄・悪評からは想像できないシャツと言えるでしょう。こうしたシャツ類のそれぞれについても、もちろん、成人用品と同様の各種選択とカスタマイズが可能となっています。
(2)-4 その他の商品群
図8 アクセサリー類(上)とホーム・リビング用品類(下)の例
(2)-5 トドメの品
トドメとなるのがステッカーで、梨地、つや消し、透明の3種があって任意の物に貼ることができます。図9がその使用例で、なかなか洒落たメモ帳になっていますね(笑)。
図9 ステッカーと貼付例
(3)全体を通じての感想
「あの前開き白ブリーフ」が以上のようにモチーフ化され、幅の広いバリエーションとカスタマイズ性が用意されていること、またそこから生まれる商品群の幅の広さと厚さとはまさに「驚嘆」の域に達していると思います(まさに凄っ!)。
(4)次回以降
お馴染みの前開きブリーフを対象としたspreadshirtによるデザイン化・商品化の例はまだまだ多数あり、中には国内では到底考えられない、驚くようなデザインもあります。さらに、米国以外の国々の方からも、米(日)式以外の形のブリーフ(注2と3参照)が採り上げられ、モチーフ化され、商品化が行われています。それらの中の典型例を引き続き紹介していこうと思います。次回は、Kia***さんの現テーマ(Slipと比べたブリーフの特徴=ブリーフ現象)とも関係する例を紹介予定です。
(追記)他テーマ担当の方々が超多忙となって執筆掲載が遅れていますが、今後順次、本ブログに上げて行けると思います。
(1)前開き白ブリーフ(tighty whities)のアパレル用デザイン
今回紹介するのは前開き型の白ブリーフです。発案・図案化・商品化の対象選択をしたのは米国のstacy4uamarshaさんです。この方は60種を越える気の利いた種々のデザインと商品を出展していて(注1)、その内の一つが図1の白ブリーフ(tighty whities)です。
(注1)https://www.spreadshirt.com/shop/user/stacy4uamarsha/
図1 米((日)式ブリーフの図案化(Sstacy4uamarshaさんによる)
(注2)https://ameblo.jp/lin-baelder/entry-12690997292.html?frm=theme
(注3)https://ameblo.jp/lin-baelder/entry-12697798181.html?frm=theme
(注4)https://ameblo.jp/lin-baelder/entry-12697798181.html?frm=theme
(2)このモチーフをもった商品群と特徴
(2)-1 シャツ類
spreadshirt.comのサイトでこのモチーフを持った商品を検索するとTighty Whities and Chill Premium T on ○○○ □□□という標題で複数のシリーズが出てきます。 シャツ類の場合、○○○はWomen’s、Men’s、Unisexの3ケースがあり、□□□はシャツ類のタイプ名となっています。その内のどれか一つをクリックすると、同タイプの商品群、さらに別タイプの関連商品群がイモヅル式に出てきます。
図2はSpreadshirtがメイン商品としているシャツ類の例です。男性用(Men)をクリックするとunisex用も含めて20種類、女性用(Women)をクリックすると同じく28種ものタイプがズラリと出てきます。
図3は男性用(上)と女性用(下)シャツの着用例です。いずれも胸部中央に図1のモチーフがプリントされ、ブリーフは左胸に来るようになっています。全体を見ると、白ブリーフのモチーフとTIGHTY WHITIESのロゴが何気に存在感を出していますね(笑)。
(2)-2 特徴:選択幅が広くカスタマイズが可能!
購入に際しては男女用のそれぞれ右側に示されているような色彩を選択し、このデザインモチーフの位置・大きさ・図案角度をカスタマイズでき(customize表示をクリック)、さらに他のデザイン追加、文字表示の追加削除なども指定できるようになっています。図4はイタズラ心で試してみた例で、本ブログの標題の一部(Research on Briefs)と熊のイラストを付け加えてあります。
このように追加できるデザインは人間と動物およびその世界、自然および人工の事物(地球上から天体宇宙)と現象、想像の諸事物等からキャラクター図案まで用意されていて、その数は膨大です(あまりの多さに途中で確認放棄)。
図4 Unisex Colorblock Hoodieの図案カスタマイズ例: キャラクターやロゴの追加選択と配置、さらに図1のデザイン全体位置もカスタマイズ可能。
図5は男女両用シャツの着用例です。モデルさんの見た目もあって、日本でよく言われる「ブリ-フ=ダサイ・キモイ・エグイ」とはまったく別のイメージですね(Tighty Whitiesに対するユーモアやひょうきんさも感じますが・・・)。
図5 男女両用シャツ類の着用例:上記の各種カスタマイズが可能。
(2)-3 子供・ベビー用もあり(!)
このtighty whitiesモチーフを乗せたアパレルとしては、子供用(図6上)とベビー用(図6下)のシリーズが用意されています。しかも子供用シャツのバリエーションは15種、ベビー用のは8種にまで及んでいます。
図6 子供用(上)およびベビー用(下)シャツ・衣類群
図7は子供用シャツ類の着用例です。ユーモア的な要素も含んで可愛らしく似合っていますね。「白ブリーフ」に対して国内でよくある揶揄・悪評からは想像できないシャツと言えるでしょう。こうしたシャツ類のそれぞれについても、もちろん、成人用品と同様の各種選択とカスタマイズが可能となっています。
「さらにさらに」という次第で、このブリーフデザインは様々なアクセサリー類(12種)とホーム・リビング用品(12種)にまで用いられています(図8)。これらのそれぞれについても、衣類群と同様の色彩、別デザイン・ロゴの選択追加、位置調整等々のカスタマイズができます。
図8 アクセサリー類(上)とホーム・リビング用品類(下)の例
(2)-5 トドメの品
トドメとなるのがステッカーで、梨地、つや消し、透明の3種があって任意の物に貼ることができます。図9がその使用例で、なかなか洒落たメモ帳になっていますね(笑)。
図9 ステッカーと貼付例
(3)全体を通じての感想
「あの前開き白ブリーフ」が以上のようにモチーフ化され、幅の広いバリエーションとカスタマイズ性が用意されていること、またそこから生まれる商品群の幅の広さと厚さとはまさに「驚嘆」の域に達していると思います(まさに凄っ!)。
(4)次回以降
お馴染みの前開きブリーフを対象としたspreadshirtによるデザイン化・商品化の例はまだまだ多数あり、中には国内では到底考えられない、驚くようなデザインもあります。さらに、米国以外の国々の方からも、米(日)式以外の形のブリーフ(注2と3参照)が採り上げられ、モチーフ化され、商品化が行われています。それらの中の典型例を引き続き紹介していこうと思います。次回は、Kia***さんの現テーマ(Slipと比べたブリーフの特徴=ブリーフ現象)とも関係する例を紹介予定です。
(追記)他テーマ担当の方々が超多忙となって執筆掲載が遅れていますが、今後順次、本ブログに上げて行けると思います。