本日は打ち合せ後、そのプロジェクトのプロデューサーの方と二人で飲みに行きました。
たまたま入ったのはテーブル一つだけのとても小さな飲み屋で、僕らが入った時は先客が二名一組いて、お二人ともタバコをびしばしと吸ってました。
僕らは二名とも吸わないので、それを見た時はあまり心穏やかではなかったのですが、外は寒いし他に店を探すのも面倒だったので、そのまま彼ら二人と相席になりました。
ところがこのお二人、僕らが席に着いた途端、特に誰が何を言うともなく、タバコを吸うのを止められました。
しばらくそのままでしたが、そのうち我慢出来なくなられたみたいで、僕らに向かって「すいません、タバコ吸っても良いですか?」と聞いて来たのです。
僕らもタバコの煙が致命的にNGではなかったし、何よりも彼らの態度がとても礼儀正しかったので、快諾しました。その後、そのやりとりがきっかけで、お店のマスターも加わって5人でちょっとした雑談などもしたり。
僕は基本的にタバコが嫌いなのですが、このとき、僕が本当に嫌いなのは、実はタバコの煙そのものではないんじゃないか、と初めて気付きました。
たぶん僕はタバコの煙じゃなくて、場所をわきまえずタバコを吸ったりポイ捨てしたりする、僕の個人的な(そしてたぶん多数派世論に影響されているであろう)価値観によるところの「反社会行為」を見ることが嫌いなのです。
現に、知らない人のタバコの煙は気になっても、友達が吸うタバコの煙ってそんなに気になりませんしね。
何でだか良く分からないけど、今の日本の世の中は他者と良好なコミュニケーションを持つのが難しくなってしまっている感じがしますが、嫌煙運動の正体というのは、そこで生じているいろんな軋轢が、たまたま喫煙者と嫌煙者という対立構造に分かり易く現れているだけのものなのかも知れません。
そうだとすると、多数派である嫌煙者が少数派である喫煙者の方々に喫煙マナー遵守を強要するのは、一方的な価値観の押しつけなのでしょう。
ましてや「分煙」というのは、話し合いでお互いの合意点を探るという努力を最初から放棄し、両者の間に明確な壁を置いてしまうということであり、本当は非常にまずい対応なのかも知れません。
何だかそれは、もっともらしい理由を付けて社会構造的に少数派の非差別階層をでっち上げているみたいに見えなくもありません。この包囲網で喫煙者の方々が絶滅したら、たぶん次は別のネタで同じことが起こるんじゃないでしょうか。
タバコの問題を、多数決の論理で少数派を一方的に抑圧するというのではない方法で解決出来ると、それと同じ考え方で、ディスコミュニケーションに起因する社会のいろんな問題が解決出来るんじゃないかって思いました。
それにしてもあの飲み屋、金曜日の21:00を過ぎても客が4人しかいなくて、大丈夫なんだろうか。。。他人事ながら心配してしまいます。
バークリー音楽大学出身ミュージシャンが
中心となって企画する、
ライブ音楽文化の振興を目指すプロジェクト。
Live Music in Your Town (LiMYT;ライミット)
たまたま入ったのはテーブル一つだけのとても小さな飲み屋で、僕らが入った時は先客が二名一組いて、お二人ともタバコをびしばしと吸ってました。
僕らは二名とも吸わないので、それを見た時はあまり心穏やかではなかったのですが、外は寒いし他に店を探すのも面倒だったので、そのまま彼ら二人と相席になりました。
ところがこのお二人、僕らが席に着いた途端、特に誰が何を言うともなく、タバコを吸うのを止められました。
しばらくそのままでしたが、そのうち我慢出来なくなられたみたいで、僕らに向かって「すいません、タバコ吸っても良いですか?」と聞いて来たのです。
僕らもタバコの煙が致命的にNGではなかったし、何よりも彼らの態度がとても礼儀正しかったので、快諾しました。その後、そのやりとりがきっかけで、お店のマスターも加わって5人でちょっとした雑談などもしたり。
僕は基本的にタバコが嫌いなのですが、このとき、僕が本当に嫌いなのは、実はタバコの煙そのものではないんじゃないか、と初めて気付きました。
たぶん僕はタバコの煙じゃなくて、場所をわきまえずタバコを吸ったりポイ捨てしたりする、僕の個人的な(そしてたぶん多数派世論に影響されているであろう)価値観によるところの「反社会行為」を見ることが嫌いなのです。
現に、知らない人のタバコの煙は気になっても、友達が吸うタバコの煙ってそんなに気になりませんしね。
何でだか良く分からないけど、今の日本の世の中は他者と良好なコミュニケーションを持つのが難しくなってしまっている感じがしますが、嫌煙運動の正体というのは、そこで生じているいろんな軋轢が、たまたま喫煙者と嫌煙者という対立構造に分かり易く現れているだけのものなのかも知れません。
そうだとすると、多数派である嫌煙者が少数派である喫煙者の方々に喫煙マナー遵守を強要するのは、一方的な価値観の押しつけなのでしょう。
ましてや「分煙」というのは、話し合いでお互いの合意点を探るという努力を最初から放棄し、両者の間に明確な壁を置いてしまうということであり、本当は非常にまずい対応なのかも知れません。
何だかそれは、もっともらしい理由を付けて社会構造的に少数派の非差別階層をでっち上げているみたいに見えなくもありません。この包囲網で喫煙者の方々が絶滅したら、たぶん次は別のネタで同じことが起こるんじゃないでしょうか。
タバコの問題を、多数決の論理で少数派を一方的に抑圧するというのではない方法で解決出来ると、それと同じ考え方で、ディスコミュニケーションに起因する社会のいろんな問題が解決出来るんじゃないかって思いました。
それにしてもあの飲み屋、金曜日の21:00を過ぎても客が4人しかいなくて、大丈夫なんだろうか。。。他人事ながら心配してしまいます。
バークリー音楽大学出身ミュージシャンが
中心となって企画する、
ライブ音楽文化の振興を目指すプロジェクト。
Live Music in Your Town (LiMYT;ライミット)

