運転中 臭くなったら そら逃げろ | Get It On! YZ450Fで後方排気

運転中 臭くなったら そら逃げろ

ダイハツ アプローズ

今日は本屋で清水草一・テリー伊藤の共同著書『間違えっぱなしの車選び』を買った。昨日温泉で「間違いだらけの温泉選び」を見て、Spider氏から聞いた本だ。結構売れてるのかと思いきや、紀伊国屋で最後の一冊だった。2004年3月初版のようだが、在庫の本も初版、売れてないんだな・・・笑

半分ぐらい読み進んだが、過去に自分が乗っていた車や、今の車について色々書いてありました。それはS2000と Boxster、M3、それと親父が持ってるアルテッツァ・ジータ。

で、どう書いてあるかといえば早い話がけなしてあるんだけど、でもなぜか反論をしたくはならなかった(M3はE46だけど褒めてある。それにジータはAlfa156ワゴンのような変な車なのでこれも褒めてある)。それは、いきなり人に指摘されればオー ナーとしてはむっとくるけれど、でも乗っている自分も心の中では何か物足りなく感じている事であったから。

まことに贅沢な話だが、誤解を恐れずに言うと、全車とも出来は 良いけど『華』が無い。華とは、変だとか、無駄だとか、不合理だとか、不便だとか、全てマイナスなことから生まれる事なようなので難解だが、まぁなんとなく、なんとなーく判る気がする。

私もこんな下らない本を買って、『華』なんて事を口にしてしまう事自体、洗脳されてしまっているのだろうか。先週末の2日間 清水草一を崇拝するAlfa Spider氏とさんざん車とバイクの事だけを話し、脳味噌が犯されてしまったのか。ラテンの魅力は解る気がするが、彼のように一度でも駄目車に手を出してその駄目さを喜びと感じるようになると、どこま でも加速して落ちていきそうで怖い。落ちた人達は、駄目車を自分好みに手を入れる事に非常に苦労したり、また同じ落ちた同志に「あ、これってどうしようもないよねー」と言われることが、この世で一番嬉しい らしい・・・

と彼を遠い目で見ているにもかからわず、この日本ドイツ同盟軍派である私でさえ(日本車・ドイツ車ファンって事ね)、ホンダ、トヨタ、ポルシェ、BMWでは物足らなくなる日が来そうで怖い。その点トヨタはトヨタでも、タンドラはこの日本で乗る限りは思いっきり外した車なので、果たして飽きずに朽ちるまで乗れるのか。それともあのサイズに疲れて手放すのが先か。

ところで、この本で話題になっていたのが写真のダイハツ・アプローズ。なんか販売してた頃リコール届けを運輸省に提出したのだが、それがモーターショーと同時期ぐらいで、そんな車がショーに展示されるのはけしからんってんでマスコミに叩かれたり(リコールなんだから、正直に公表して直せば問題無いじゃん)、給油中にタンクから揮発したガスから火を噴いたり(これは人的ミスじゃないの?)、さらには走ってると燃えちゃって(たった1台だってのに・・・つくづく不幸なメーカーだ)、ダイハツ存続の危機にまで追い込んだ車らしいが、全然知らないと 思ったら私が日本を離れてからデビューした車でした。しかしこのセダンにしか見えないボディーでハッチバックとは、天下のトヨタの目が光っているダイハツが何を血迷ったのだろうか。 後ろの窓がトランクと一体に開く事に、何の意味があるのか誰か教えて。昔からラテン風な車を作るメーカーではあったが、このような暴挙に出たダイハツの心意気に、皆さんApplause(拍手喝采)を!当時は新聞に「喝采どころか火災が」と書かれたらしい。(山田君、座布団全部持ってって・・・)

しかしねぇ、車なんて結構な数燃えてるのに、マスコミに騒がれると怖いですね。リコール隠しが止まらない某大型トラックメーカーだって、日本中で燃えてるのはその某メーカーだけじゃないはずだけど、新聞には他に何台燃えてるかは書いてありません。CAのフリーウェーじゃあ、燃え果てる車の脇で呆然と立ち尽くすオーナーさんを何度か見かけたもんです。

今日の一句: 運転中 臭くなったら そら逃げろ