愛知県出身男女5人組バンドとして
高校の同級生と幼馴染で結成。
バンド名は長屋が飲んでいた野菜ジュースを
見た小林が「緑黄色野菜」と言ったところ
他のメンバーが「緑黄色社会?」
と、聞き間違えたことに由来している。
SNSの発達に伴うようにして
ここ数年の間に、よく聞くフレーズがある。
それは「これからは『個人の時代』である」
これから先は個人が組織に頼らず
それぞれのスキルを磨き
自分自身をブランディングしながら
生きていく時代になるのだろう。
ただ...
「人間って、そんなに強くないんじゃないか?」
とも思う。
そもそも社会とは本来様々な
人々がそれぞれの役割を
担うことで循環しているものだ。
食べ物を作る人がいれば
衣服を作る人がいる。
のび太くんみたいな人もいれば
出木杉くんみたいな人もいる。
それぞれが、それぞれのできることを
ギブ&テイクしながら社会は回っていく。
もちろん一人で生きていける
強い人も中いるだろう。
でも、みんながみんな
そんなに強いわけではないのだ。
この若くフォトジェニックな4人は
「個人の時代」と言われる現代において
もう一度、人と人とが共に生きる
「社会」をポップソングを通して
再定義しようとしているように思える。
『一人で生きろ――!』
そんなサバイバル環境のなかで
人の欲望は際限なく加速するだろう。
しかし「他人と自分を比べなくてもいい」
「小さな幸せがあればいい」
そう語る緑黄色社会が提示する
「音楽」という名の社会
ここには確かにひとつの
希望があるのではないだろうか。
去年の夏から気になっていた
緑黄色社会がここ最近では
ジワジワくるような予感がするので
皆さんにも紹介したいアーティストだ。
緑黄色社会pqω・).°+
おわり(・∀・)