トリハダ3 | 【邦画/洋画】世にも奇妙な深海部屋【ホラー多め】

【邦画/洋画】世にも奇妙な深海部屋【ホラー多め】

期間限定(予定)の映画の感想ブログです。毎月少しずつ、消化予定。ジャンルはホラー、サスペンスが多めです。

2008年、日本制作。三木康一郎・監督。ホラー・オムニバス集。
各話あらすじはwikipediaさんが詳しいので、割愛させて頂きます。ご了承ください。
という訳で、今回も個人的な感想のみです。

第一話「甘い誘いは死へのいざない」
理不尽系その一。スケベ心を出すと人間、ろくな目に遭いません。
一歩間違ってたら貫通しちゃってた系の怖さですね。
幽霊より何より、恐ろしいのは何する隣人ぞ、というお話でした。

第二話「雑音と無音の因果律」
状況的にはあり得ないのに、ついつい引き込まれました。
耳から騒音たれ流しの人は、もれなくこんな目に遭って欲しいですね。
ホラー系にはありがちな演出なのに、なぜか怖い。

第三話「偽装された殺意の行方」
個人的に、そうきたか!と思わされたオチのつくお話でした。
勘が良い人はすぐおわかりになるかと思いますが、最後まで
騙されたと思って見てみると、意外と面白いです。

第四話「概念における誤解と真実」
現実にはあり得るけれど、絶対に自分の身に起きて欲しくない度ぶっちぎりの
お話でした。下手な幽霊話よりも怖い。耳は清潔に保ちましょう。

第五話「貪欲な愛情に起因する戦慄」
理不尽系その二。話の系統としてはトリハダ(無印)の第三話っぽいです。
この理由で殺されるのは、さぞかし理不尽だろうなぁ…と思わずにはいられません。
スケベ心を出すとろくな目に(以下略)系はダントツで話が多い気がします。

第六話「常識を逸脱した非情の結末」
謎の追いかけっこ→かーらーの→まさかの結末。以上です。
ただただ不気味で理不尽な(不条理な?)お話でした。

プロローグ~エピローグは毎度おなじみ、谷村美月が出演しています。
ストーカー男かと思いきや、まさかの、というオチでした。
何だか、どこかで見たことがあるようなお話ですねぇ…。

不条理、理不尽、理解不能な話が多いよ度…★9
できればこの路線を貫き通して欲しいよ度…★10