岐阜県の東濃地区で行われていた「カスミ網猟」
今は禁猟になり、カスミ網の利用は出来ないが、そこには渡り鳥が通る「鳥の道」があった
鳥食の文化も今は廃れてしまい、昔を遡る記録映画だったが
私が毎年通う、多治見周辺にこの鳥猟の文化があった事が、何よりも嬉しかった
そして、もうひとつ心踊ったのは、人の手で作る[網]による狩猟、≪坂網猟≫だった。
この猟は、石川県の加賀市片野鴨池で今もなお残る「坂網」という
Y字型の(ラクロスのラケットのような…)網を、低く飛ぶ鴨目掛けて垂直に投げて捕らえる猟法。
石川県の民族文化財に指定されている伝統猟法だそうだ。
う~ん!これも!!
私がやりたかった猟法!!!!
罠猟を始めて思ったことの一つに、
「自分と動物の知恵比べ、それが魅力」ということ。
食べるために獲る。
むやみに獲らずに、食べられる分だけ獲る。
獲ったらすべてを無駄なく食べ尽くす。
獲れたらそこで止めさしを行い、動物の命を自ら射止めなくてはいけない。
なので尚更、命と向き合い、有難く頂き、美味しくをみんなで分かち合いたい。
罠猟は、そんなスローな猟法だと思う。
以前、カナダの先住民族を研究している先生のお話しを聞いて
こんな言葉が印象に残った
「動物は、自然からの贈り物。贈り物を頂いたら、他の動物達にもおすそ分けをする。
頭や肉の一部は、他の動物のために山に置いてくる」
「動物で遊んではいけない。スポーツハンティング、キャッチアンドリリースは、
動物を利用して遊んでいること」
「自然界の中で上下関係を作らない。人間も動物もみんな繋がっている」
狩猟採取民族、共通の言葉だと思う。
今回の記録映画のように、日本にも守りたい伝統文化がたくさんある。
これをきっかけに、また日本の民族文化にもさらに興味が沸いてきた。
【食】を中心に考えているけれど、学ぶことが多くてつくづく楽しい分野だと思う。
今回、今井友樹監督のトークショーもあり。
物腰の柔らかい、とても素敵な監督でした。
またお話しを伺いたいです(=^_^=)![]()
