福島はずっと雪が降り続いていた。
ボランティアセンターから紹介された飯坂温泉に連泊して、
福島でお手伝い
温泉街も、原発の影響で旅行客は少なく、閑散としていた。
その中で、私たちのようなボランティアに部屋を解放してくださり、
温泉宿ならではの、地元のお料理も用意してくださいました。
何よりも嬉しかったのは、
この寒さの中、温かい温泉に毎日入れたことは、何よりも有難かったです。
何度かボランティアに行くうち、最近心掛けていることがある。
東北へ向かう時、東京から「何らかの支援物資を持っていく。」ということ。
私は、キャスター付きスーツケースに、リュックを背負って
時には寝袋持参で東北へ向かう。
その時一緒に、タオルや靴下、あとお茶菓子やコーヒーを沢山積めて持っていくことにした。
日頃よく使うもの、そしてお茶を飲みながらのんびりとした時間を過ごしてもらえるよう
ともかく、その時の精一杯の気持ちを運ぶようにした。
この日訪れた、ボランティアセンターでは、
全国から被災地を励まそうと、いろいろな団体が訪れていた。
この日は同じ東北青森から、津軽三味線のチーム。
寒かったこの日、雪の中、この三味線の音色は、心にずしっと響いて
雪国の力強さを感じ、ついつい涙が出てきてしまった。
私が泣いてどうする…という感じだけど
きっと福島の皆さんも、この津軽三味線に勇気つけられたのではないかな。
本当に感動的な演奏でした。
この時初めて避難している方たちとお話しすることになった。
今までは黙々と瓦礫を掘ったり、片付けをしたり、草取りや泥掻きをしていたので
実際に被災された方と触れ合ったことはなかったのだ。
福島市内は、家にも帰れない、家族バラバラに暮らしている人が多くいる。
私はただただ話を聞くだけで、
あまりにも悲惨な原発事故は、家族を壊しし、仕事を奪い、住む場所すら奪う
そんないら立ちや怒りを、どこにぶつけて良いのやら、、、
聞いていて本当に辛かった。
私に何ができるのだろう…
東京から来た・・・と言うと、被災地の方々は決まって「ありがとうね、、、」
と、人を気遣い感謝の言葉を述べる
自分のことよりも他人を思いやる、
こちらこそ。。。何か出来ることはないのだろうか
強さと優しさの兼ね備えた東北魂を胸に刻み
これからも、私にできることを考えて、また東北に向かいたい。


