先日発売のこの本「脳を最適化すれば能力は2倍になる」

 

 

 ざっくり言うと「神経伝達物質(脳内物質)を行動によって意図的にコントロールし、様々なことに役立てる。」という内容の本でした。

 こちらの本の感想文キャンペーンが行われるという事で、経験の1つとして「ちゃんとした場所に出す文章を書く」という挑戦をしてみようと思い立ちました。

 書くこと自体は楽しくできたので今後も機会を見つけて参加してみたいと思います(._.)

 

 

 

~以下本文~

 

 私は以前、約16年間書店でビジネス書を担当していました。そのころからポップ、紹介文の練習として本を読んだ感想を短くまとめて、X(当時はTwitter)等に投稿していました。

 

 その後転職し、読書は純粋な趣味として「しっかりした長文の感想を書きたい」と思い、ブログを立ち上げたもののなんだかモチベーションが上がらない。書けないのはスキルの問題かと思い文章術等を学んでみたものの今一つピンとこない。

 根本的な部分を何か変えたいと思っていた時に本書の事を知り、お馴染みの脳内物質以外の名前が見えたため興味を惹かれて購入しました。

 

 そして本書に書かれていたいくつかの習慣を実践したところ、思いの外全てがうまく動き始めました。

 読みやすくて納得感があり、今まで様々な本で読んだもののぼんやりとしか理解できていなかった集中力、モチベーションアップのための習慣の解像度が1段階上がったように感じました。

 

 そんな折に本書の読書感想キャンペーンが開催されると知り、本書から得た気づきをふんだんに利用して参加してみようと思い立ちました。
以下に、私が実践した「脳内物質を意識した習慣」をこの感想文を書き上げる過程を例に、私なりにまとめてみました。
 

1.ドーパミン

 最終目標である「感想文を書き上げる」という作業を、
   ・本を読む(ポイントに線を引く)。
   ・引いた線を中心に読み返しマインドマップにまとめる。
   ・マインドマップを基に見開き2ページの読書ノートを作成する。
   ・感想文を下書きする。
   ・推敲。
   ・投稿。
と6段階に分割し、それぞれ終わったら小さなご褒美(カフェに行く、好物のラーメンを食べに行く、等)を設定しました。

 
2.ノルアドレナリン、アドレナリン
 続いて、それぞれの段階に締め切りを設定してプレッシャーをかけました。

 仕事では嫌な作業が発生するたびに「こんな事で残業なんぞしてたまるか!絶対に定時で帰るぞ!」の精神で、モチベーションを上げていました。知らないうちに活用していたのだなあ、と実感。実際驚くほど捗ります(笑)

 

3.セロトニン、メラトニン

 そして作業時間の確保。
 元々起床は5:30で朝は苦手ではなかったため、思い切って起床を4:30として朝の1時間を主な作業に充てました。
 しっかりと睡眠を確保するために21時に就寝。早めにお風呂に入り、PC、スマホにはなるべく触れない。
 起きたらすぐ照明をつけるようにしていたのですが、それでは光量が足りないという事だったので、カーテンを開けたままで朝日を浴びられるようにした結果、眠気もなく朝から気持ちよく作業をできるようになりました。
 

4.アセチルコリン

 午後から夜にかけては仕事で心身ともに疲れが出てくるので基本的にはリラックスタイムですが、やってみたい事の思い付きや
、仕事、趣味の新しいアイディアが良く生まれます。
 本文の大まかな骨組みを考えたのはこの時間帯でした。キャンペーンに参加しようと思ったのもこの時間帯だった気がします。
 

5.エンドルフィン

 実際の作業はまず細かくTodoを作成。1日の作業時間は短めなので、1つ10分程度に分割したタスク5~6個を設定してタイマーをスタート。1つの作業を終えたらTodoを1つ消して次のTodoへ。
 25分、5分休憩、25分の実質50分作業としましたが毎日この55分間は一瞬で過ぎ去ります。
 面白いように作業が進み、毎日この時間が楽しみでたまらない状態です。
 
 
脳内物質を意識して様々な習慣を取り入れた結果、無事この感想文を完成させることができました。
出来の良し悪しはひとまず置いておいて、自分としては今までで最もスムーズに、気持ちよく書き上げられたと思います。
 
 
最後に、最高の経験をさせてくれたこの本「能力2倍」、そして著者である樺沢先生に感謝して終わりたいと思います。ありがとうございました。