因幡の女性は強かった…「不増不減の池」と八上姫さまの「その後」…出雲&鳥取・その⑬ | Lime Tree ナチュラルセラピー スクール&サロン 日記

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おはようございます晴れ

 

本日も、出雲&鳥取への、

お礼参り旅行の続きについて、

お話しさせていただきます。

 

出雲&鳥取・その①は→ふんわりウイングこちら

出雲&鳥取・その②は→ふんわりウイングこちら

出雲&鳥取・その③は→ふんわりウイングこちら

出雲&鳥取・その④は→ふんわりウイングこちら

出雲&鳥取・その⑤は→ふんわりウイングこちら

出雲&鳥取・その⑥は→ふんわりウイングこちら

出雲&鳥取・その⑦は→ふんわりウイングこちら

出雲&鳥取・その⑧は→ふんわりウイングこちら

出雲&鳥取・その⑨は→ふんわりウイングこちら

出雲&鳥取・その⑩は→ふんわりウイングこちら

出雲&鳥取・その⑪は→ふんわりウイングこちら

出雲&鳥取・その⑫は→ふんわりウイングこちら

 

白兎海岸の沖にある、

大国主命様が八上姫さまへの

愛の歌を歌ったといわれる島…

昔の方々は、「ここぞ」という

場面で、歌を歌って、

自分の思いや意志を

伝えたそうですが、

 

普段は優しくて控えめな

大国主命様も、

ここぞと言う時は、

自分の思いを伝えたのでしょうねニコ

 

でも、大切なのは、

「何を思っているか」で、

「思い」がなければ、結局は、

伝わらない…

 

逆に、何も言わなくても、

「思い」を込めて行動していると、

それを、ちゃんと

見ててくれてる方々も、

いらっしゃいます…

八上姫さまも、

大きな袋(兄達の荷物が入った)を

背負った大国主命様の姿を

見ただけで、全てを理解して、

心優しき大国主命様を

結婚相手に選ばれましたニコ

 

ですが、せっかく結ばれた

大国主命様と八上姫様には、

この後、過酷な運命が

待ち受けます…

 

八上姫様との結婚後、

それを妬んだ兄達に

殺されそうになって、

大国主命様は、

スサノオノミコト様の国に

逃げ込みます。

そこで、スサノオ様の娘の

須勢理姫(スセリヒメ)さまに

一目ぼれされて、父親の

スサノオ様の許しも得ぬうちに、

結ばれてしまいますガーン

(イケメンって、女性の方が

ほっとかないんですよねあせる

 

そして、その後、

スサノオ様の後ろ立てを得て、

出雲に帰国なさいますが、

大国主命様は

八上姫さまでなく、

須勢理姫さまを正妻とします…

須勢理姫(スセリヒメ)さまは

非常に情熱的な方で、

その分、お気も強く、

大変な「やきもち焼き」で、

八上姫様を大切にされる

大国主命様に怒りを

ぶつけまくりますガーン

 

そんな状況を見て、

八上姫様は、

須勢理姫さまの嫉妬を恐れ、

大国主命様との間に

生まれた赤子を置いて、

因幡に帰ってしまわれます…

 

昔のことゆえ、

今とは事情が違いますが、

それでも、心優しく、かつ、

意志の強い女性が、

「我が子を置いて去る」

ということは、余程のことで、

 

八上姫様の

「決別」の意志の強さが

どれほど固いものかが、

うかがえます…

八上姫さまの本当の

お気持ちは、わかりませんが、

八上姫様が、

ご自身の意志で決断された

ことは、うかがえます。

 

八上姫様は、

大国主命様との

結婚も、別れも、

ご自身が決断されました…

「自分で決めた人生」を

生きる八上姫様は、

おそらく、その後の人生も、

ご自身で切り開いて

生き抜かれたのではないか

と、推察します…

(因幡の国では、

八上姫さまのように

「意志の強い女性」の伝承が

数多く残っているそうです…)

 

単純に考えますと、

出雲の国で、

正妻に気を使って

縮こまって生きるより、

因幡の国の長として

国や民のために

力を尽くして生きる人生を、

八上姫様は選ばれたのだと

思われます…

 

時勢の変遷によって、

自分の置かれた状況が

変化してしまった中で、

「自分がこれから

幸せになるには

どうしたらいいか…」

また、出雲の一族として

生まれた我が子の行く末」

を、思案された上での、

ご決断だったのではないかと

推察されます…

 

ちょうちょ八上姫さまの詳細は →おすましペガサスこちら

                 とおすましペガサスこちら

 

白兎神社にある、傷ついた

白ウサギが身を洗ったという、

「御身洗いの池」は、

「不増不減の池」と言われていて、

大雨が降っても、

逆に日照りの時も、

水位(水の量)がほとんど

変わらないのだとか…

(やっぱり、不思議の国ですあせる

 

「どんな変化にも対応して、

穏やかなまま、変わらない…」

 

そんなことって、

この世で可能なのかしら?

と、思ってしまいますが、

どんな困難の最中でも、

ご自分の意志を貫き通した、

八上姫様のご生地の池ならば、

そんなこともあるのかと、

思いました…

 

そして、この「不増不減の池」

の周囲を取り囲むように、


日本のシナモンと言われる、

ヤブニッケイや、椎の木など、

日本原産の常緑広葉樹からなる、

日本海岸独特の原始林が、

広がっています…

「心穏やかに生きる」

ということは、

「不増不減の池」のように、

自分の軸がぶれることなく、

どんな変化にも対応していける、

強靭な意志がなければ、

到底、成し得ないことで、

 

また、その強い意志は、

この見事な原生林のように、

「力強く生き抜いていく」

命を育んでいくのでしょう…

白兎神社の原生林は、昭和十二年に、

国の天然記念物に指定されています…

私の主人も、

この原生林には圧倒され、

「ここは、スゴイ…びっくりと、

感嘆しておりました…

 

そして、生まれて初めて

鳥取を訪れた私も、

”「因幡の国」って、すごーい!”

と、感動しっぱなしでした爆  笑

 

 

今回の出雲&鳥取の旅は、

お礼参りと思い出をめぐる

のが目的でしたが、

 

「揺るがない自分の意志」

の大切さを教えていただいた旅

であったようにも感じますニコ

 

「不思議がいっぱい」の

白兎神社では、私自身も

「白ウサギ」に導かれたように、

「これからの人生の方向性」への

迷いを、払拭させてくれましたニコニコ

八上姫さまを思い起こさせる、

日本海の美しさに感嘆し、

再び、温かく迎え入れてくれた、

夫婦椿に感動の余り、涙し…

そして、旅の総括として、

今度、実家に帰った際に、

施設にいる母に、写真や

このハガキを見せながら、

出雲の思い出話しを

聞いてもらいたいと思っています…

(認知症ですが、出雲の旅のことは

覚えていますので照れ

 

また、出雲&鳥取で

お世話になった方々への

感謝とともに、

 

私の拙い旅日記を

最後まで読んで下さった皆様に、

心より、御礼申し上げます。

 

本当に、ありがとうございました!

 

 

 

 

 

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