いつものカフェに行くと店長が言いました。
昨日あっちゃん、大丈夫だったかな。
選手が亡くなったでしょ。
前日、あっちゃんは、ときどき沈んだ顔をしました。
あっちゃんが大好きなスポーツ選手が亡くなったのです。
その選手が昨年までいたチームの年間チケットを持っていたほどの、ファン。
チームのファンだったけど、その選手が辞めさせられたことに納得できなくて、年間チケットの購入もやめてしまったそうです。
昨年は、そのことでとても腹をたてて何度も熱く語っていました。
その選手が、病院に運ばれてから、ずっと願掛けでお酒も飲まなかったのに、
願いが叶わなかったのです。
その日、ハイテンションだった鮎羽さんに合わせてしゃべっていたあっちゃんでしたが、
鮎羽さんが他の人と話し始めたので、
選手が亡くなったことについて、話していました。
ちょうどその日、カフェにいなかった店長。あっちゃんのことが心配で聞いて来たのです。
17の頃から知ってるからさぁ。ほんとショックで。
団君が、その選手には思い入れがあることについて語りました。
団君もショックだったんですね。
しばらくして、店長が、
あっちゃん、昨日大丈夫だったかな。
と、もう一度、心配そうに言いました。
かなり落ちこんでいたでしょう。
落ちこんだよ。昨日は何とか仕事したけど、今日は、もう仕事が手につかなかったよ。
自分と年も近いのに、さぁ。
団君が言いました。
さっきから、店長はあっちゃんの心配をしているのに、
団君は、自分の話ばかりします。
二回目も、明らかに、あっちゃんって言っているのに。
団君もショックだっただろうから、何も言いませんでしたが
自分がショックなら、ずっとその選手を応援していたあっちゃんもショックだったということに
考えが及ばないのですかね。
団君は一人よがりなところがあります。
自分が欲しい言葉を聞くと、自分に言ってもらった言葉と勘違いするようです。
鮎羽さんが、元気がなかった話をしたときも、いかにその週に自分の仕事が大変だった話をしはじめ。
風邪気味の店長を心配して言った言葉も、自分の体調を心配されたかのように返事をします。
たまたま聞き間違えたのなら、まあいいのですが、
よくあるので考えてしまいます。
こういう人は、危機に瀕したとき、
仲間を助けることを
考えすらしないのでは、
と、思ったり。
昨日あっちゃん、大丈夫だったかな。
選手が亡くなったでしょ。
前日、あっちゃんは、ときどき沈んだ顔をしました。
あっちゃんが大好きなスポーツ選手が亡くなったのです。
その選手が昨年までいたチームの年間チケットを持っていたほどの、ファン。
チームのファンだったけど、その選手が辞めさせられたことに納得できなくて、年間チケットの購入もやめてしまったそうです。
昨年は、そのことでとても腹をたてて何度も熱く語っていました。
その選手が、病院に運ばれてから、ずっと願掛けでお酒も飲まなかったのに、
願いが叶わなかったのです。
その日、ハイテンションだった鮎羽さんに合わせてしゃべっていたあっちゃんでしたが、
鮎羽さんが他の人と話し始めたので、
選手が亡くなったことについて、話していました。
ちょうどその日、カフェにいなかった店長。あっちゃんのことが心配で聞いて来たのです。
17の頃から知ってるからさぁ。ほんとショックで。
団君が、その選手には思い入れがあることについて語りました。
団君もショックだったんですね。
しばらくして、店長が、
あっちゃん、昨日大丈夫だったかな。
と、もう一度、心配そうに言いました。
かなり落ちこんでいたでしょう。
落ちこんだよ。昨日は何とか仕事したけど、今日は、もう仕事が手につかなかったよ。
自分と年も近いのに、さぁ。
団君が言いました。
さっきから、店長はあっちゃんの心配をしているのに、
団君は、自分の話ばかりします。
二回目も、明らかに、あっちゃんって言っているのに。
団君もショックだっただろうから、何も言いませんでしたが
自分がショックなら、ずっとその選手を応援していたあっちゃんもショックだったということに
考えが及ばないのですかね。
団君は一人よがりなところがあります。
自分が欲しい言葉を聞くと、自分に言ってもらった言葉と勘違いするようです。
鮎羽さんが、元気がなかった話をしたときも、いかにその週に自分の仕事が大変だった話をしはじめ。
風邪気味の店長を心配して言った言葉も、自分の体調を心配されたかのように返事をします。
たまたま聞き間違えたのなら、まあいいのですが、
よくあるので考えてしまいます。
こういう人は、危機に瀕したとき、
仲間を助けることを
考えすらしないのでは、
と、思ったり。