気が付くと、

イギーはパキスタン店主の中古携帯ショップの中にいました。

 

イギーの中にわずかに残っていた天使の心が

やっと目を覚ましたようです。。:*:★。:*:★

 

 

店主「やっと来たね。

何回も電話したのに、あんなに無視するなんて困るよ(*゚д´*)ノ」

 

イギー「あ?2か月待たせたのは棚に上げんのかw」

 

これははっきり言いました。

どうやらイギーの中には

強気な悪魔がまだ健在しているようです。

イギーは基本的に半笑いで怒ります。

嫌な怒り方ですネ⊂( ・∀・) 彡 =͟͟͞͞(✹)`Д´)

 

 

店主「結果的にSIMロック解除は出来なかった。

待たせて本当にごめんおo.゚。(・ェ・。`人)。o.゚」

 

イギーは、店主がしっかり謝ってきたことに驚きました。

店主を敵視していたからです。

この時、イギーの中の悪魔が完全に姿を消し、

店主としっかり交渉しようと考え直しました。

 

*。o○☆*(。´・▽・`。)゚¨゚*☆○o。*゚¨゚゚・*(。´・▽・`。)¨゚*☆○o。*

 

 

イギーは、

€85は返金せずに、このままこのiPhone5sを譲ってくれるようお願いしました。

 

しかし、元はもっと高値で販売されていたそのiPhone5sを

さすがに€85でイギーに譲り渡すことは出来ません。

しかも€85の内、€75はエンジニアに支払ってしまっているので、

店主の取り分はわずか€10になってしまいます。

 

そこでイギーは、あと€50出すと申し出ました。

そうするとイギーは合計€135でiPhone5sを買ったことになり、

他の店舗で€180以上出して買うより

大分安値で手に入れることが出来ます。

 

店主はじっくり考えて、

イギーにそれ以上支払う意思がないと分かると

言いました。

「分かったよ、、、。本当は良くないけど、追加€50でそのiPhone5sを譲るヨ(´・ε・̥ˋ๑)ほんとは良くないけどネ!長い事待たせたのを本当に申し訳ないと思うから、、、本当は良くないけど!」

 

この店主は本当は誠実な人だったのです。

イギーは少しだけ、

この店主が好きになりました。

 

 

別れ際、イギーと店主はお互いに言いました。

「あなたの事は忘れないよ」

 

 

 

―完―

 

 

 

 

と、まぁこんな感じです。

 

結局店主の取り分€60ですからねw

そりゃ良くないでしょうねw

 

結果的に今そのiPhone5sを使えてるので、

自分的には満足な終わり方でしたけど、、、

 

なんかこっちが悪者みたいな書き方になっちゃいましたが

どっこいどっこいですからね!

最初の約束の10日間とか

それはそれは酷かったんですから。向こうの態度とか。

 

SIMロック解除待ってる期間とか

無理だったけど、もう返金は出来ないから!ごめんお(・∀・)!

的な終わり方になるんじゃないかって必死でしたね。

これが噂に聞く海外のお店の理不尽な対応ってやつか、、、

て感じで。

 

 

でも良い人で良かったなぁ。

 

 

、、、、、€60は可哀そうやったかな、、、w

 

でも返金してもらったとしたら、

エンジニアに€75と、自分への返金に€85で、

計€160の損失になるから

iPhone5sを普通に売ったのと変わらんかԅ( ˘ω˘ԅ)

 

いや、でも戻ってきたiPhone5sを€160で売れば

±0よね?

 

ん?あ、でも今回少なくとも€60は利益になったから

やっぱりお店的には良いのか。分からん。

 

 

 

長い闘いだったーーー!(笑)

 

 

 

おわり。