タイトルを見て

「えっちくわさん、アンタ予定日9月末じゃなかったっけ?」

と思われた方。

 

正解です。

 

予定日より1ヶ月早いのですが、産んでまったわ。(笑)

 

というのもですね、8月末、妊娠高血圧症候群の悪化のために入院していたのですが、症状もある程度落ち着いてきたから…と退院許可が降り退院した翌日に破水しまして。前期破水ってやつですね。

 

約1日の実家生活を堪能したら病院にトンボ帰り。

また即入院でした。(おそらく高位破水だったので羊水の出方は派手ではなかったですが、陣痛タクシー登録しててほんとによかった…)

 

今回は一般の産科病棟ではなく、陣痛室に通され入院になりました。

診察の結果、やはり破水だということで「少し早いけどもう産んじゃおう!」と35週半ば、早産での出産確定となったのでした。

 

破水して入院したのが金曜日、とりあえず金・土・日曜と感染予防の抗生剤の点滴を投与しながらまずは自然に陣痛が来るのを待つことになりました。

…ここまでは楽勝モードだったの、ここまでは。

 

 

その後土曜日曜と陣痛を待つも、一向に来ない陣痛、開かない子宮口。

先生も「ん〜まぁまだ35週だもんねぇ…」。

だがしかし破水はしてしまっているので、ずっとこのまま待機を続けるというのも危ない。

てことで月曜から薬で陣痛誘発を行っていくことになったのでした。

 

 

【陣痛誘発1日目】

プロスタグランジンの飲み薬による陣痛誘発。

朝8時頃から1時間ごとに1錠、全部で6錠まで飲む。

6錠飲み終わった時点で、うっすら陣痛らしきものが来るものの、まだ全然耐えられる程度の痛み。

結局この日は本陣痛になることなく痛みも子宮収縮も消失。

夜には全く痛みもなく就寝。

 

【陣痛誘発2日目】

この日も前日と同じくプロスタグランジンの飲み薬での誘発。

4錠飲んだあたりで陣痛が始まる。

6錠飲み切り、昨日よりは確実に痛いのを我慢していると陣痛が10分に1回ペースになったため本陣痛開始と言われる。

が、1時間ほどで治ってしまいこの日も時々痛むのを我慢しつつ就寝。

 

【陣痛誘発3日目】

この日から薬を代えます、とのことでオキシトシンの点滴での誘発に変更。

事前の診察で、2日間のプロスタグランジン投与のおかげで子宮口が柔らかくはなっているもののまだ全然開いてはいないとのことで、オキシトシンで追い討ちをかける作戦になったっぽい。

これが正解だったようで、点滴を始めてから3時間ほどで本陣痛となりました。

 

本陣痛ってほんっとに痛いのな!!(笑)

最初のうちはまだ「この姿勢をとれば少し楽になる」みたいなのがあったけど、子宮口が開き始めるともう

 

 

そんなの関係ねぇ。

 

 

何しても痛い。

どんな姿勢とろうが痛い。

息しても痛い。

痛いもんは痛い。

 

あとね、

 

すっごいう○こしたい。

 

ってなる。

むしろ陣痛の痛みに耐えるってより便意と戦う方がしんどい。

いやね、お産の最中にう○こ出ちゃうってのはよくあることだと聞いてはいたんですよ。

助産師さんもお医者さんもそこはプロだから、さっと片付けて何もなかったことにしてくれるよ、とね。

でもそれってさ、きっと絶対分娩室に入っていざいきむ!ってなってからの話でしょ?いきんだら赤子以外のものも出ちゃいました的な。

私陣痛室の時点で便意との戦いが既にラスボスクラスだったんですけども。(笑)

助産師さんが時々痛みがある時にお尻の穴あたりをぐっと圧迫して痛みが減るようにしてくれるんですが、フタしてくれてるけど出ちゃったらごめん…とひたすら思ってましたよ。

 

そんな時に「旦那さん立ち会いですよね、そろそろ連絡してくださいね!」と言われ電話の最中に陣痛を挟みつつもなんとか旦那に「そろそろ子が出てくるから来てくれ」の旨を伝え、その後も痛みと便意に耐えつつ子宮口が全開になるのを待っていたんですが、4cmくらいまで開いてからが早かった。

あっ

という間に子宮口全開になったようで

 

ですよね!絶対今全開ですよね!!

だってなんかさっきまでと全然感覚違いますもん、明らかになんか出そうですもん!!!!!

(ちくわ心の叫び)

 

と言いたいけど言葉にする余裕もなく、唯一出た言葉は

「いきまないとかもう無理です〜〜〜〜(;∀;)」

という情けなさ。(笑)

 

そこで痛みの波状攻撃にやられっぱなしで白目になりかけていると

「分娩室行きましょう!」

という助産師さんの神の声が聞こえてきたのでした。

 

 

なんか長くなったので後編に続く、にします。(笑)