アルコール依存と摂食障害でボロボロになった女性から




「なぜ、私は摂食障害になってしまったんでしょうか?」



そう聞かれた事があるの





彼女も私と同じ依存症者だったわ






本当に、何故こんなおかしな病気になったのかしら






依存症は誰でもなり得る病気という人もいるわね



そして依存症になりやすい人もいるわ



例えばACとかボーダーライン




最近、日本でもお馴染みの言葉ね



ACとかボーダーの人は依存症に陥りやすいという意見もあるわね




依存症になるには様々な要因があるのだけれど



その原因を追究するのは、今すぐでなくても構わないのよ




特に摂食症状が出ている時とか



アルコールが止まらないなんて時には




考えない方がいいの







自分の病気について悔やむ先に見えてくるのは




怒りの心なの




そして、誰かを恨んじゃう




そのターゲットとなりやすいのは




両親や恋人だったりするのね







この両親のせいで




私はこんな風になってしまったと







この彼、彼女のせいで




私はこんな風になってしまったと







どうしても気持ちが恨みの方向に向きやすいの







そうなると







過食や拒食、食べ吐きに拍車がかかる事になるの




アルコール依存症者は、ますますアルコールを手放せなくなっていくの







自分では気づかないかもしれないけど




怒りや恨みという感情は




摂食行動やアルコールを飲む格好の言い訳になるの







なぜこの病気になってしまったのかと




疑問追究する日は、回復過程で必ずやってくるの







何も依存していない状態で自分を見つめ




この病気の原因を解明できる日が必ずくるの










でもね、ついつい怒っちゃうのよね




恨んじゃうのも分かる





だって、とてもつらいんですもの





誰かのせいにでもしなければやってられないわよね








私なんて酔いながら自分の母親に





「あんたのせいで、私の人生は壊れたのよ」と





罵声を浴びせた事もあったわ








でもね結局それは





自分が招いた病気を人のせいにしていたの








それに気がついたのは





依存という束縛から解放されてずいぶんと経ってからだったわ








だから





依存状態真っ只中の人たちに





恨むなかれと説いても





なかなか難しいと思うの








でも




知っているのと知らないのとでは




違うと思うわ




この苦しい感情は




人のせいでない




病気のせいなんだと認識するだけでも




ずいぶんと違うと思うわ





一日も早い回復をお祈りしています





最後まで読んでくれてありがとう