な、なんと。

HONDAのメインスポンサーだったレプソルが

今季限りでの契約打ち切りが決定。

 

1995年、ドゥーハン&クリヴィレーのコンビからはじまって30年近く。

ロッシ、ヘイデン、ペトロサ、ストーナー、マルケスらと共に

タイトル15回、レース優勝183回、表彰台455回を獲得してきたわけで。

 

まさかレプソル・ホンダが無くなる日が来るなんて、、、、

ホンダ、何してくれてんのよ??(笑)

 

メインスポンサーを失って

ついにMotoGPから撤退する日も近いような気がしてなりません。

 

沈む船から逃げることネズミの如し。

世界一を誇った大きな船が沈もうとしているのかもしれません。

 

 

開催日:202462日(日)決勝

開催地:ムジェロ/イタリア(5.245km

コースコンディション:ドライ

気温:22度/路面温度:38

■FLJ・マルティン(144504/ドゥカティ)

■FL:F・バニャイア(1分45秒770/ドゥカティ

 

 

優勝はバニャイア。

5番グリッドからアウト側を選択したスタートで、

ターン1後の切り返しで即座にトップに立つと、

そのまま後続を全く寄せ付けずに優勝。

まさに完璧なレース運びで 

スプリントと合わせてのダブル優勝。

メンタル的にも本当に強くなって

転倒する度に強くなる感じですよね。

 

それにしても。

母国グランプリでのペッココールは本当に凄まじかったですね。

 

 

2位はバスティアニーニ。

一時はマルケスに抜かれて表彰台圏外となったものの、

その後は彼の得意の追い上げでマルクを交わし

最終ラップの最終コーナーでマルティンを

オーバーテイクして、2位でフィニッシュ。

マルケスだけではなく、最後にマルティンまで抜くとは、、、

最後の最後に本当に魅せてくれましたよね。

チームにも大きなアピールとなりました。

 

DucatiのホームコースでDucatiファクトリーがワンツーフィニッシュ。

母国グランプリでイタリア人ライダーの2人が躍動しました。

 

 

3位はマルティン。

前日のスプリントでは転倒。

2位を走行し終盤はバニャイアに一時的に迫ったものの

追いつくどころか最後にはバスティアニーニにも抜かれて3位でレースを

終えました。

 

 

マルケスは残念ながら4位。

Ducatiにとって93回目の優勝をかけたレースでしたが

93マルクの歴史的な優勝にはならず。

バスティアニーニを交わして表彰台圏内を走行していたものの

その後バスティアニーニに抜き返され表彰台を逃す形に。

タイヤが持たずプッシュするのを諦め、 

4位フィニッシュで終える決断をしたようです。

残念ではありますが、まぁ悪い結果ではないのかなと。

 

しかし、、、今回でマルク本人も年式の違いを

痛感したのではないでしょうか。

こうなると年式の違いはやはり大きいですよね。

 

 

今回もドゥカティカップなのは変わらず。

安定の上位独占となりました。

 

YAMAHAは今回は苦戦。

リンスが15位、クアルタラロはポイント圏外の18位。

光明が見えていたのは幻だったのでしょうか。

調子が良くなってもトップ10にも入れない、、、

これが今のヤマハのレベルなのかと。

勝てないまでもまだトップ争いに絡めている

SBKR1の方がまだマシなのでは。

 

HONDAも相変わらずの迷走状態。

ミルと中上が転倒リタイヤで

完走した他のライダーもポイント圏外のビリ争い。

これではレプソルにも打ち切られてしまいますよね(涙)

 

次戦は3週間後のオランダGP

かなり空いてしまいますが、、、

またまた熱いレースに期待♪

 

■MotoGP Result■