今回もバトル全開の見応えのあるレースとなりました。

 

レースを面白くしたのはもちろんマルケス。

スプリント・決勝ともにちゃっかり表彰台。

毎回表彰台が当たり前になってきました。

 

なので

今年はレースを観るのが楽しくて仕方ありません。

 

なんだかんだ言っても皆マルケスが大好きなのです。

パスした時のあの割れんばかりの大声援。

これが全てを物語っています。(笑)

 

開催日:2024526日(日)決勝

開催地:カタルニア/スペイン(4.657km

周回数:24周(111.768 km

コースコンディション:ドライ

気温:26度 

路面温度:47

■PPA・エスパルガロ(138190/アプリリア)

■FLP・アコスタ(139664KTM

 

 

優勝はバニャイア。

前日のスプリントでの転倒リタイアという

屈辱を晴らすべく堂々とした走り。

前日はトップを走っていながら5コーナーで転倒。

決勝レースではその5コーナーでマルティンを交わしてトップに立ちました。

アコスタが転倒でいなくなったのでマルティンの優勝が濃厚かと思いましたが

徐々にバニャイアが差を詰めて意外とあっさり抜いたのには驚きでした。

バニャイアはいつも失敗した後のレースが本当に強いですよね。 

 

 

2位はマルティン。

序盤からレースをリードし、それをルーキーのアコスタとバニャイアが

追いかける展開となりました。

アコスタが転倒した後は2人でのトップ争いとなりましたが、バニャイアに

交わされて2位でフィニッシュ。

それでもポイントを着実に重ねて、ランキングを大きくリードする形に。

 

 

3位はマルケス。

昨日のスプリントに続いて、14番グリッドからの脅威の追い上げで表彰台獲得。

しかも型落ちのマシンで問答無用にガンガン攻めてコレですから。(笑)

しかもリヤタイヤにソフトを履いてこの結果。
ドカにとっては貴重なデータが取れたのではないかと思います。

最近のMotoGPクラスで二桁パッシングとか

マルケスだけにしか出来ないことですよね。

 

 

今のマルケスに足りないものといえば

やはり現行型のマシンなんでしょうね。

ワークスに入りを切に願いますが、それが無理なら是非とも最新型の

マシンをお願いしたい!

 

終わってみれば今回も表彰台はドカが独占となりました。

 

国内メーカーはといえば、、、

YAMAHAはクアルタラロが頑張って9位フィニッシュ。

本来はこんな順位で終わる選手ではないんですけどね。

 

HONDAは中上が最高位の15位。

しかし転倒して復帰したアコスタより遅いとは(笑)

プラドルにおいてはロングラップペナルティを受けたバスティアニーニよりも下。

他のライダーもポイント圏外と転倒リタイヤという情けない結果。

 

毎回言っていますが

HONDAはいつになったら不調から抜け出せるのでしょう。

せめてもう少し応援のし甲斐のあるレースをしてほしいものです。

 

今季限りで引退を発表したエスパルガロ兄が

来季テストライダーで来てくれないかなーー。

来るわけないですよねーー(笑)

 

今やドゥカティが表彰台を独占するドゥカティカップ状態。

そんな状況でMotoGPというイベントを

開催する必要があるんですかねー(笑)

 

 

Moto 2クラスでは小椋藍選手が今季初優勝!

終盤の追い上げが得意な選手ですが

今回も本人もビックリのまさかの9人抜きでした。

優勝は一昨年の日本GPから2年ぶり。

カッコ良すぎです。

 

 

次戦は今週末のイタリア・ムジェロ。

お膝下のドカがまた表彰台を独占するのでしょうが

マルケスにまたレースを盛り上げてもらいましょう。

 

アコスタがマルケスの最年少優勝の記録を更新する日も近いので・・・

実は毎回ビクビクしている私です(笑)

 

■MotoGP Result■