あのキアヌ・リーブスも観戦していた

今回のザクセンリンク。

例によってドカのワンメイクレース状態ではありましたが

それでもレース内容は本当にドラマティックで

マルケスファン冥利に尽きるレースとなりました。


まさかあんな展開になろうとは。

だからレースは面白い!

 

 

開催日:202477日(日)決勝

開催地:ザクセンリンク/ドイツ(3.671km

周回数:30周(118.092 km

コースコンディション:ドライ

気温:19度 

路面温度:32

■PP#89 J・マルティン(119423/ドゥカティ)

■FL#89 J・マルティン(120667/ドゥカティ

 

 

優勝はバニャイア。

今回も落ち着いたレース運びで文句なしの優勝。

ポイントリーダーのマルティンからリードを

取り返す形となりました。
速さ、タイヤマネージメント、勝負所、安定感。

全てにおいて完璧でした。

サマーブレイク前、最高の形で終えることができましたね。

 

 

2位はマルケス兄。

なんと13番グリッドからの2位フィニッシュ。

やはりザクセンの王はタダモノではありませんでした。

左手の人差し指骨折、胸部打撲と満身創痍状態ではありましたが

最後まで攻め続けてくれました。

アンチも多いけれど、こういうアグレッシブな

走りを魅せてくれるので

誰もが魅了されるのだと思います。

 

 

3位はマルケス弟。

あっさりと兄に抜かせたのは偉大なる兄だからでしょうか。(笑)

本当に大事なのは何なのか分かっているのでしょう。

本当にいい弟ですよね。

 

 

兄弟で同じチームでの表彰台。

兄弟での表彰台は青木兄弟以来の26年ぶりだそう。

しかも今回の解説はその青木宣篤氏でしたからね。

マルケス兄弟と比べるのもどうかと思いますが

宣篤氏がやたら誇らしく語っていたので・・・・(笑)

まぁ良しとしますか。

 

 

ポイントリーダーのマルティンは

最終ラップまでレースをリードしていたものの

ターン1のブレーキングでフロントから転倒。

レースだけではなく、ポイントリーダーも

一度に手放す悲しい結末となりました。

 

 

バニャイアがじわじわとプレッシャーをかけ続けていたので

距離をキープしようと頑張りすぎてしまったのでしょう。

明らかに勝ちを焦っての転倒。

こういうところがバニャイアとの違いでしょうね。

 

が・・・このマルティンの自滅により

結果的にマルケス兄弟に勝利の女神が。

 

それと。

HONDAにも一応触れておきますが(笑)

中上は14位、マリーニは15位で初のポイント獲得。

それでも優勝したかのような盛り上がりでした。

しかし・・・

ミルがテストライダーのブラドルにまで抜かれるとは・・・

かなり重症です。

 

これからサマーブレイクに入るので

次戦は1ヶ月後のイギリス シルバーストーン。

 

サマーブレイク明け

日本メーカーに少しでも明るい兆しが見えますように。

 

 

■MotoGP Result■