本、読みましたよ~。
静岡にいる間に5冊。
順番に感想書きます。
これ、おすすめ。
本屋大賞。
本屋さんが読んで、「これ面白い!」の1位。
例の如く、ここからはネタバレ必至、よろしく。
玄武書房の辞書編集部で、定年を迎えようとする荒木は、後継者を探していた。
心血注いできた辞書編集。
絶対に途中で頓挫するわけにはいかない。
部内のチャラ男・西岡に相談すると、意外にも「ぴったりの人物がいる」と。
「まじめくん」と呼ばれ、出てきた人物は、その名も「馬締 光也(まじめ みつや)」。
一風変わった彼は、辞書編集の申し子のような人物だった。
辞書編集は、まじめに託された。
彼が住むアパートは、彼以外にはオーナーであるおばあさんしかいず、1階は全て本で埋め尽くされている。
そんなアパートに、おばあさんの孫が越してくる。
香具矢という、その美女は、これまた人付き合いが苦手な料理人。
二人は惹かれあい、結婚する。
一方、まじめと関わるうちに、次第に辞書に愛着を持つようになっていた西岡だが、宣伝広告部に異動が決まった。
外部交渉が苦手なまじめの為、大学教授への依頼の回収など、彼なりに奔走する。
そして、いずれ来るであろう後輩の為には、其々の先生への攻略法のファイルを残し、自分は宣伝・広報で応援しようと思い至る。
「大渡海」と名付けられながらも、お金が掛かるなどの理由により、なかなか出版に至らない辞書。
それでも辞書の編集に邁進し、13年の年月が流れる。
何も変わらなかった辞書編集部だが、ここに岸辺という女性が加わり、いよいよ「大渡海」が動き出す。
具体的に「大渡海」が出来上がるまでの、印刷の過程が綴られるので、
そういうのも興味深い。
装丁は、物語中の「大渡海」の装丁と同じ紺地に銀文字。
さすがに中の紙は、辞書と同じには出来ないけどね。
あと、中表紙に漫画が描かれ、登場人物の画が載ってるのも面白い。
ただ、分かり易くなった分、軽い作りになってしまったのは否めない。
・・・ちょっと、三浦しをん作品、軽いんだよね、全体的に。
ライトノベルなんて言われてる。
まあ、これは、その中ではちょい重め、読み甲斐がある。
三浦しをんさんの記事↓
http://www.asahi.com/jinmyakuki/TKY201205220371.html

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