~第一話~


昔むかし、ルジュンアール王国という王国がありました。その王国の王様と女王様は子供がさずからなく、いつもいつも子供がさずかりますようにと願っていました。ある日、女王様は調子が悪くなり医者を王宮によびました。女王様は医者に、「原因はなんですの?」と聞くと医者は少し考えてから「これはもしかしたら子供が生まれるかもしれませんぞ」と答えました。女王様はあまりにもおどろいてしまったために気がおかしくなりそうでした。そして、至急王様呼ぶようにと召使いに命じました。王様は何事かと思い、すぐに王宮へ帰ってきました。そして子供がさずかるかもしれない、ということを聞き胸がいっぱいになりました。何ヶ月かして、それはそれはかわいい赤ちゃんが生まれました。その赤ちゃんが1歳ぐらいになるころ、脅迫状がきました。脅迫状には、

  5億 金を用意しろ さもないと お前の子供に
          おそろしいことが  おこるぞ
    用意できたら 明日 港 に午後10時に 金を おけ




     

と書いてありました。不安になった王様と女王様は自分達の可愛いかわいい娘を見ました。そして大臣にそのことを話すと、この国にはそんなにお金が用意できるほどの余裕はないといわれてしましました。次の日王様はもう一度大臣に話してみました。大臣はしょうがないからと姫を守る兵を姫の寝室につけることだけをOKしました。それでも不安な王様はその日の夜、姫のそばにいました。が、すぐに寝てしまいました。次の日の朝、女王様の鳴き声で王様は目を覚ましました。そして女王様にどうしたのかと聞くと、女王様は「私たちの赤ちゃんが・・赤ちゃんが・・・ワァァァ」と泣き崩れてしましました。王様は不安な気持ちでいっぱいになり、姫が寝ていた場所にゆっくりと目をむけました。王様はそこを見てあまりにもおどろいたので、ぼうぜんとしてしまいました。


                                   つづく