学校に行くことのできない「不登校」は、最新の調査によると全国で「23万人」もいるという。

小学1年生では2744人なのが、学年が上がるにつれ増えていき、中学3年になると5万人近くもの数になるという。

 

僕もその5万人のうちの1人だったわけだが、不登校を経験して、後悔していることがある。

それは、定期的に外出しておけばよかったということだ。もちろん、勉強しておけばという後悔もある。ちゃんと毎日散歩をして、家の中でもいいから、勉強をコツコツ続けて、通信制の高校にでも行っていれば...と毎日自堕落な生活を送っていた日々を思い出しては後悔する。

 

今、不登校の人がいれば、これだけは言いたい。「毎日散歩と、30分でもいいから勉強した方がいい」と。

不登校の人の多くに、昼夜逆転と引きこもりを同時に発症してしまうことが多いと思う。その理由としては、やっぱり不登校になったことで、同級生と会うのが怖くて外に出られなくなることがほとんどだ。自分もそうだった。

 

同級生に会うのが怖い

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家にずっと引きこもる

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親意外の人間と関わることが減り、更に恐怖を感じるようになる

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いつの間にか引きこもりに

 

という流れで、引きこもりが生まれるというわけだ。ただでさえ、不登校になる原因は人間関係なのに、家に居ることで人と関わることがなくなって、更に恐怖感を覚えてしまう。現代では、インターネットが普及してることで、家に居ても娯楽はたくさんある。気軽に現実逃避することができてしまう。昼夜逆転も同じ理由だ。家にずっと引きこもることで、日光を浴びなくなり、体内時計が狂って夜に眠れなくなってしまう。

 

これらすべてを解決できるのが「散歩」だ。ここでは散歩としたが、別に買い物でもいい。同級生と会うのが嫌なら、日中に外出すればいい。日光を浴びることで、昼夜逆転も解決できるはずだ。夜に、母親に車に乗せていってもらって遠出してもいい。とにかく「外に出る」のが大切だ。

 

子供の頃は、学校がすべてだと勘違いしがち。人間関係でトラブルが起きて、そのまま家に引きこもったら、そういった嫌な人間しかいないと思い込んでしまう。でも、実際外に出てみると、そういう人ばかりではないことが気づくはずだ。学校がどれだけ狭い世界だったのかがわかる。外の空気を吸って、自然と触れることで、ストレスも発散できると思う。

 

僕はもう手遅れだが、僕のように辛い思いをする人を少しでも減ってほしいと思い、これを書いた。頑張れ同士達。