平成名物テレビ ヨタローの事(文左衛門師匠の事) | Lima Tango!!

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saxでアルゼンチン・タンゴを!!サックス吹き広沢”リマ”哲のblogです。

ライブが終わったのでほっと一息。まあいつものようにやらなければならない事は山積みなのですが。


つい先日こちらのブログの落語のコミュニティーに参加させていただきました。(team落語)

せっかくなので落語のことを書きます。


子供の頃から落語が好きだったのだが、それほど熱心なファンでもなくて浅草に引越して来てからも、浅草演芸ホールや快楽亭ブラック師匠の会にたまに行くぐらいでした。


今から20年ほど前に各団体の二つ目を集めて「ヨタロー」という深夜番組をやっていた。「イカ天」の後の時間帯。

(以下敬称略)立川流が談春、志らく。芸術協会から昇太など現在ではチケットを取るのが困難な中堅たちがそろっていた。皆まだ二つ目。誰も落語の未来に希望が持てなくて危機感を抱いていた時代。二つ目とはいえ四団体そろっての出演の番組というのは、これが始めてだったような気がする。


その中でもお気に入りだったのが「文吾」という見るからに粗暴そうな田舎のヤンキーの兄ちゃん風な生意気な二つ目。


「ヨタロー」は一年ほどで終了してしまうのだが、最後の放送の時にそれまでおちゃらけていた二つ目たちが口々に分裂しているその当時の落語界への危機感を真剣に訴えていた。文吾もそれまでのキャラクターを捨てて、真剣に「このままだったら落語は終わってしまう」と訴えていた。


それからも落語とは着かず離れずで付き合ってきたのだが、いつも「文吾」の行方が気になっていた。8年前浅草に引越してきて、浅草演芸ホールの看板を見ては「文吾」の名前がない事にガッカリしていた。

つい4、5年前まで落語界は、ほぼ瀕死の状態だったと思う。「きっと絶望してやめてしまったんだろうなあ」と思っていた。


うかつな事に改名していたのに気がつかなかったのだ。


というわけで今年の3月に鈴本演芸場で20年ぶりに「文吾」こと「文左衛門」を見ました。素晴らしかったです。

「この人は20年間、落語への愛情をなくさずに頑張ってきたんだなあ」と思い、感動しました。


また他の出演者の方たちも素晴らしかったです。「こんなに面白い事になっていたんだ」とちょっとビックリしました。


「ヨタロー」を見ていた時には、まさかこんな良い時代が来るとは思ってもいませんでした。

正直「20年後には伝統芸能のひとつとなってしまうんだろうなあ」と思っていました。

ここまで頑張ってきた落語家の方や、その周りの方々の努力に頭が下がります。

大好きだった落語がこんなに元気な時代にふたたびめぐり合えて、とても幸せです。

(長々と駄文失礼しました)