今日も朝からバタバタで夜中の0時ごろに池袋から鶯谷に着いた。改札を出たとたん雨が降り始めたので「みっちゃん」であまやどり。いつものように新聞を読んでいると京都の河合隼雄先生が亡くなったという記事がのっていた。
20代のころ、ヒジョーに影響を受けた心理学の先生。
とはいっても新潮学芸賞をとった「明恵夢を生きる」のころから楽器に夢中になりはじめていたので、ほとんど新著は読んでいなかった。
大学時代は同じ京都にいたのでよく図書館で開かれる講演や講義に行っていた。今でも覚えているのはある時講義の終了後にある質問をした時、「それはとても重要な問題ですので、次回までにもう一度調べた上で回答します」と言われたきり次回にはすっかり忘れられていたことだ。
実はそのテキトーな態度に非常に感銘をうけた。ユング心理学の一端をかいま見た気さえした。すいません、ちゃんと説明できないので(する気もないので)、読んだ人が各自勝手に解釈なり分析なりしてください。
というわけでそれ以降、河合流分析心理学がけっこう人生の指針になっていたりもする。もう何十年も読んでいないけれども「ユング心理学入門」は今でも名著だと思っている。もし機会があれば一読をおすすめします。(まだ手に入るのかな)
一月後の講義後に前回の質問を聞きにいくと返答は「すまん、わすれとったわ。次回には必ず。」だった。
人生は一生懸命テキトーに生きていけば良いということを教わった瞬間だ。
今までご苦労さまでした。ご冥福をお祈りします。