行くあてもなく
夜な夜な外に飛び出してみる

とても静かで
聞こえる音も何も無い。

耳鳴りも酷く
気づけば右の耳の聞こえが悪い

それでも目で見える
音のしない夜空は
心に染みた



歩き疲れた私は

その場に座り
少し考え事をする。

今の生き方は果たして
合っているのだろうか。

考えれば考えるほど
答えは見つからない







考え事している時の感情の
ジェットコースターは激しい

苦しみ、悲しみ、自己嫌悪、自分の存在への恨み
自分を呪い、自分を傷つけ
過ごす毎日に
終わりを告げたくなる

もう辞めよう諦めよう

そう思う日に限って

見上げる空は
本当に綺麗である。

5月14日は満月です!

外はみんな騒いでいる。月が綺麗だと。



満月は
私を一瞬だけ照らした

生きてて大丈夫だ

その一言だけを残し
雲に消えた

朝を迎え日差しに照らされて起きる今日

妹が元気に私を起こす

今日のご飯は何を食べる?
サブウェイにしよっか!

私の空想世界は現実に戻る。



夜の瞬間に訪れる

私という、心の空想世界の物語り。
現実で言うと、1人反省会。

そして今日もまた
夜になると、空想世界が
私を呼ぶ。