諸田玲子著。
図書館って時代物多いよね~高齢者好きなのか。
大河は挫折しかけているが、信長の正室のお話、1冊、ということで
借りてみた。
信長と結婚して少々経った頃、安土城ができる前あたりから始まる。
帰蝶自体があまり記録がなくて、かなりの部分は創作、なんだろうね。
本能寺の変の前には亡くなっていたという説もあるそうだが、この本では
長命。平穏に暮らしてて、良かったよ。
あの性格の信長の奥さんは…難しかっただろうね~斎藤道三の娘でも。
信長の娘、五徳(徳川家康の長男の正室)も登場~
この本では、従来の説で進む・築山殿は家康&姑と不仲、築山殿と五徳も不仲。
そうだと思うな~「どう家」がありえん。
本能寺の変については、光秀による単独行動、四国やらで信長に嫌われた焦りから。
なぜ暗殺にしなかったのか?というセリフがあって、確かに。
ただ、信長が100人しか連れずにあわてて京都に行った事については、
実は商人〇〇の陰謀的な話に。
確かにちょっとおかしいかもね。
信長の家内の話がメインなので、ちょっと物足りない感じもするが
面白くて一気に読んじゃった。
そういえば、「麒麟がくる」の帰蝶さん、いい感じだったな~
本作も同じ雰囲気の女性に描かれている。
気づいたのが、振り仮名(ルビ)が多く入れられてて、親切だった~

