TV、吹き替えを視聴。
2012年の作品。

風変わりで、綺麗で豪華なそして悲しい映画だった。
原作はトルストイ。読んだような気もする・・

アカデミーの衣装デザイン賞取ったのね~
衣装や毛皮、アクセサリーが超豪華。

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舞台っぽい演出で、不思議な雰囲気。
音楽も最初は絵柄無視して明るい。
ダンスも創作風の派手な動きで、途中主役以外は静止したりと
ファンタジーな演出多用。
リアルさはまったくない。
舞台上に競馬とか!

ただ、SLだけはちゃちくて残念、ミニチュアって丸わかり。

キーラ・ナイトレイさん、綺麗でゴージャス。
細身のスタイルが、この繊細で情熱的でヒステリックなキャラに似合ってるかな。

ポスター検索したら、ジュード・ロウが出てる!!???
あれっ、恋人は若いイケメンだし。。あらら夫だったんだ。
全く気付かず(笑)後で判明(笑)

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物静かな政府高官、アンナよりかなり高齢設定かな。
離婚したら彼女はもう人前に出れないし子どもにも会えない、恋人と別れるように言う。
アンナと恋人との子を引き取ったりと、いい人だと思うけど・・

もっときもい夫を原作ではイメージしてたよ。
乱暴で強引なわけではなくて、当時としてはまともじゃないの。
若かったら、ジュード・ロウさんが若き恋人役だったろう・・


恋人はね・・・絵に描いたような「女ったらし」な雰囲気で
ちょっと・・だった。
                       恋人
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お互い一目ぼれなわけよね?顔で決めたってことよね?
この人にアンナは命賭けたわけよね??
うーーん。
あの男にあそこまで突っ走るのがどうもついてけなくて、共感出来ず。

一方の地主の青年と、↑の彼といい仲だった女の子との結婚は微笑ましくて、
彼女は美化してるのか、結婚後は意外にもしっかりしてる。そんなに変わるかな?
原作にも同じに描かれているんだろうね。


当時ロシア上流階級は、、、夫の浮気は当たり前なのに、妻は非難される社会。
ちょっとした火遊びはOKだったみたいだけど。
カトリック系だから、離婚出来なかったはずなのもあるかな。
当時は政略結婚ばかりだったろうし、諦めてた人ばかりだと思う。

あれっ、エカテリーナ2世はなかなかの男遍歴だったのに~