シュミット村木眞寿美著。図書館でレンタル。
有名なシンデレラ城のモデル、ノイシュバンシュタイン城を建てた
バイエルンの国王。
1845年生まれで、父はバイエルン王マキシミリアン二世、母はプロイセン王女。
1864年、18歳で即位。
1886年、40歳で廃位させられ、自殺(したことになっている)。
ちなみにバイエルンはドイツの南地方。首都はミュンヘン。
当時ドイツは多くの国にわかれてて、彼の死後、ビスマルクが率いるプロイセン中心にドイツ統一。
・・・・・
映画も見たし、親戚のハプスブルク-オーストリア皇妃・エリザベートも有名よね。
王様の死の謎については知ってたけど、出生の秘密もあったとは。
父王は、独身の時から恥ずかしい下半身の病気になってて不能の噂(もしや淋病?)、
しかし母后はうつってなかったそう。
??確かに怪しい・・・
本の中で噂になった人として、イタリア人の家臣とか、いろいろあるけど・・・
でも~エリザベート皇妃と似てない?父方の親戚なんだけど~

どうなん?もしや「華麗なる一族」問題??←個人的意見。本にはそんな事書いてない。
うーーん、いやいくらなんでも、「父」に似た相手を選ぶか・・・
ルードウィヒ二世は、身長190センチの長身で、イケメン。
最初は国民に人気があったのに・・・ワグナー贔屓すぎて利用され貢ぎ、他にもいろいろトラブル。
城を作り過ぎ、結婚もしないので跡取りもなく・・で多分叔父たち勢力のクーデターにあうんだね。
精神病ということで廃位、幽閉後すぐ付き添いの医師と水死体で見つかり、
医師を殺して自殺した事にされている。
死後、これまた精神病で入院してた同母弟(本当に精神を病んでた)を即位させる。
が、のちの証言見ても、繊細で神経質で変人ではあったけど、全く病んではない。
自殺する人が、暗殺の心配するなんて、ありえない~
王としては資質には欠けてたかな。
人嫌い&女性嫌いだったからね。
子ども時代に厳しすぎる教育を受け、↑の出生の秘密を気に病んだせいか母を嫌う。
親の愛情もなく育ち、孤独で、そのせいか女性も苦手で、同性愛疑惑も(当時は同性愛も精神病扱い)。
で、信頼した家臣・ワグナーには裏切られる可哀そうな王。
国費を城作りで無くして非難されたと思ってたけど、費用は王室費(私費)から出してたのね。
自分の借金になってたんだ。
ほーーー
結局、今はその城が大事な観光資源なのに~~~皮肉な話。

行ってみたいわ~ロマンチック街道ツアー♪
