怒涛の今治♪
14日の木曜日、4時起きで愛媛県今治市に向かいました。
まずは羽田から松山まで。
松山空港には東北の震災の時に一緒に活動して以来のお付き合いで
大変お世話になってる垣添さん(カッキーさん)と奥さまが迎えに来てくださいました。
今回の上朝小学校閉校(今年度いっぱいで閉校)に伴う行事のひとつとして歌わせていただくということも
カッキーさんからのお話で、ご自身のお子さんも通われてる小学校なんです。
松山空港から目指すは上朝小学校。
到着し、校長先生にご挨拶し、少し事前に取材を受け、機材のセッティング。
そうなんです、愛媛新聞と毎日新聞、地元の今治CATVが取材に入られてたんです。
垣添さんが上朝小学校閉校を皆さんに伝えたい、また僕のことを
愛媛のみなさんにもっともっと知ってもらいたい、ということで
事前に各報道に取材依頼を出されて叶ったことなんです。
カッキーパワーです!
わたくし・・・セッティング中、あるはずのものがないことに気づきパニック。
結果的にホンマになかったんですが、学校にたまたまあったのでお借りし助かりました。
なぜなかったのか未だに解せなく、どこに消えてしまったのかもわからず・・・。
いつも万端と思ってても何か起こってしまうというツメの甘さ・・・トホホ。
気を取り直して子供たちの前へ。
上朝小学校のみんな、近くの保育園のみんな、父兄さんなどで80人ほども。
子供たちにも英語と韓国語で歌いました。
心で感じてほしかったですし、想像してほしかったから。
想像するということ、目に見えないものを想像して描くということはとても大切なことと思ってます。
思い出深い学びやが閉校してしまうという現実に向き合ってる子供たちに
僕なりに考えた選曲で音楽の時間を過ごしました。
1曲だけ日本語を歌いました、にんげんっていいなをブルースアレンジで。
これは通常のライブでも歌うことが稀にありますし、僕はブルースアレンジで歌ってます。
子供たちの反応は・・・相当な反応を示してくれました♪
垣添さんからにんげんっていいなは子供たちに馴染みがあるからとリクエストいただいてたんです。
お聞きしておいて良かったです。
ブルースアレンジということで子供たちが通常聞いてる雰囲気とはまるで違うものに。
でも大いに喜んでくれてホッとしたのと同時に
この子たちは、“今までの普通と違うもの”を
すんなりと受け入れることができる柔軟で素直で想像力がある子たちだなと思いました。
大きくなるにつれて自分が普通だと思ってたこと以外のことと直面することが増えますよね。
そのどれもに目を背けたり、否定的になってると
視野を広げるチャンスを逃す場合があったりですもんね。
『へぇ~』という感じで十分なので、“違う”けど楽しんでもらえたらなと思いました。
作戦成功だったと自負してます(笑)
なくなってしまう学校ですが、子供たちの心の中で、記憶の中で生きつづけ
ふと思い出す瞬間が今後もあって、あたたかな思い出として生きつづけてほしいなと思います。
大人になってからそういう思い出はとても大切で何かに直面した時に力になってくれたり糧になったり。
子供の頃の記憶のおかげで僕は妄想して時空を行ったり来たりしてもすもん(笑)
そんな遊びもできます(笑)
子供たち、先生方、父兄のみなさん、報道のみなさん、どうもありがとうございました!
子供たちからお礼の言葉と素敵なお花を最後にいただきました♪
垣添さんと奥さまとランチをしお腹いっぱいになってから日高荘に移動しました。
ごちどうになってしまいました、ありがとうございました!
今年の3月末以来の訪問になります。
またお会いしましょうという約束が果たせて良かったです。
言ってることとやってることが違うなんてありえないですからね。
再会できた方、そうではない方・・・。
そこには現実がまざまざとあり、気持ちを整理し消化しながらでした。
日高荘では日本語の曲をメインで。
『悔しさも、もどかしさも、全てあなたにぶつけ泣いてずいぶん困らせたわ』という歌詞を歌う時
込み上げるものがあり本当に歌えなくなるかもと思うほどでした。
これは前回の時も同じくで、前回は今回ほどになる前にコントロールできました。
今回はきつかったです・・・。
この歌詞のようなことがおじいちゃん、おばあちゃんにはたくさんあったんだろうと想像しました。
僕はおばあちゃん子で大好きだった祖母が亡くなってからは
近所のおばあちゃんたちに懐いてみたり可愛がってもらったり
今回の日高荘でのように歌を通して触れ合う時間を持たせていただけたり
僕の人生にはおじいちゃん、おばあちゃん、子供、犬、猫、動物たちが必要。
遠いところで見守るとかそういうことではなく、ちゃんと関わって生きて行きたいんです。
愛媛県はじめ四国で音楽の活動をされてる方へ。
通常のライブはもちろんですが、もし少しの余裕があったり、気持ちがあるなら
おじいちゃん、おばあちゃんと音楽の時間を過ごしませんか?
音楽を待たれてます。
人を待たれてます。
笑顔を待たれてます。
共に時間を過ごす・・・音楽の時間を共有し、笑って泣いて笑って、お話を聞き、お話し
そんな時間をご一緒することで感じ取れる数々のことがあります。
歌うということは誰かのためにならないと意味のないことです。
全身全霊のパフォーマンスでおじいちゃん、おばあちゃんに向き合ってください。
練習だなんてまさか思うなよ!(いるんだよ、そういうのがね)
なにも愛媛県はじめ四国に限ったことではなく、どの地域でも言えること。
音楽の力を信じてるから音楽活動をしてるんでしょ?
その力をおじいちゃん、おばあちゃんと共有できたら素敵でしょ?
僕は毎月でも歌いに行きたいくらいですがそれは難しいこと。
毎週歌や楽器演奏、芝居や・・・何かしらあっていいと思うなぁ。
表現する活動をされてるみなさん、お願いします。
みなさんからありがたいお言葉と素敵なお花をいただきました♪
どうもありがとうございました!
またお会いしましょうね!!!
会いに行きます!!!
約束します。
約束したことは守ります。
日高荘の目の前に黒い犬発見。
前回は見当たらなかったけど。
垣添さんに名前を訊いたら『クロ』と。
でも本当はクロではないらしく、黒いからクロと呼んでるだけだと判明(笑)
むっちゃカワイイ♪
お腹、水が溜まってるのでは?と思わせる張り方をしてて心配です。
飼い主さん、病院にお願いします。
クロ、また会おうね!
その後、ホテルのチェックインを済ませ、夜のライブ会場まなべへ。
大人も子供もたくさんでアットホームなライブでした。
子供たちはお腹空いてるのに辛抱して音楽を楽しんでくれてました(笑)
Route66歌った時は、子供たちが踊ってくれました♪
ライブ後は、美味しい美味しい鍋をいただきました。
みなさんと美味しい鍋を囲んで食べて飲んで語って・・・楽しい楽しい時間でした。
お集まりくださったみなさん、どうもありがとうございました!
1日3現場というスケジュールで倒れるかと思いきや
人間は結構強いもんです、もちろん倒れるわけもなくベッドに入ることができました。
僕と同じく、朝もはよからずっとずっと同じスケジュールで動いてくださった
垣添さんと奥さま、本当に本当に本当にどうもありがとうございました!
翌金曜日の朝刊には早速上朝小学校での模様を記事にしてくださってました。
ケーブルテレビは当日の夕方に放送されて、その後何度も放送されるそうです。
その新聞を垣添さんからいただいました。
つまり、ホテルチェックアウトに合わせて見送りに来てくださったんです。
どうしましょホンマ・・・恐縮。
この新聞は家宝ですな、感謝☆垣添さんから新聞と共に美味しいパンとポンジュースをいただき、広島に向かう高速バスの中へ。
しまなみ海道を通るので左右に美しい瀬戸内海の島々を眺めることができました。
がしかし、バス酔いした僕はグロッキー・・・トホホホホホホ。
子供たち、おじいちゃん、おばあちゃん、どうもありがとうございました!
カッキーさん、美佳さん、一歩、一吹、咲良ちゃん、どうもありがとうございました!
クロに会いたい(笑)
カッキーさん、クロを宜しくです!!!!!
広島のことはこの次に・・・。
☆LOVE☆