“Take Me Home, Country Roads” | LIMオフィシャルブログ「LOVE IS MUSIC」Powered by Ameba

“Take Me Home, Country Roads”

“Take Me Home, Country Roads”

ジョン・デンバーの曲でオリビア・ニュートンジョンのカバーでも有名ですよね。

日本のアニメの曲(日本語歌詞)でも使われたので年代問わず親しみのある曲でしょう。

邦題の“故郷に帰りたい”もまた有名ですね。



この曲との出会いは僕は保育園の時なんです。

叔母の車の中でいつもいつもかかってたのがカントリー・ロード。

人生初の洋楽ですし、また人生初の印象に残った曲でもあります。

保育園の送り迎えなどで車に乗る時にはいつも流れてたので

好きとか嫌いという感覚ではなく、流れてるのが当たり前で自然なことでした。



ライブ活動をするようになって、どうしても歌いたくなりました。

でも正直なところ大好きな曲ですがオリジナルの感じが大人になった僕にはフィットしなく

僕ならどう歌う?と自問しました。



曲を聴きながら記憶を辿る作業。

叔母の車は茶色で、カセットは当時を象徴するかのような大きなサイズで

自分がその車に乗り込んだ時の光景など蘇ったことがたくさんでした。

そんなこんなで今のように歌ってます。

今のようにってどんな?と思われてる方、ライブかCDにも収録されてますので是非。



大好きだった叔母は僕が歌い始める前に亡くなりました。

大好きだった叔母が大好きだった曲。

もうその叔母はいないけど、いつも想って歌ってます。

届けと願って。

喜んでくれてたら嬉しいです。

母親にとっては自分の妹のことです。

『ちゃんと聞こえてるわ・・・聴いてくれてるで、っきっと』・・・と。



東北の震災があって、宮城県や福島県で歌わせていただくことが多いですが

その際にもこの“Take Me Home, Country Roads”を歌います。

邦題の“故郷に帰りたい”という気持ちがみなさんの気持ちと同じだろうなと思うのと

早くふるさとを取り戻しましょうという気持ちで。

おじいちゃん、おばあちゃんにも喜んでいただける曲です。



この曲には特にですが、過去のあたたかい思い出が蘇ってくるような力があると思います。

ちょっと切なくて悲しい感覚もあったりですが、それ以上にあたたかくなれる曲だと思ってます。



この曲は僕にとって叔母が教えてくれた宝物。






☆LOVE☆