歌詞に潜む想いとパワー
以前のブログでお話してたものを焼き直ししたものからですが
今後も曲についてお話させてください。
僕がどういう想いでその曲に向き合っているのか
そしてその曲に込められた意味は何なのか
その曲の素晴らしさが少しでもみなさんに伝わり
LIMが歌うその曲を聞いてみたいと思っていただければ嬉しいことです。
その曲が気に入ったとか、好きとか嫌いとかっていう判断は
歌い手によって決まることもあれば、メロディやリズムだったりもしますよね。
僕ももちろんそうだし、理屈ではなく好き嫌いがあったりもするものですね。
でも僕の場合多くは、歌詞の内容がとてもとても重要になります。
いくら素敵なメロディでも、歌詞の内容に共感できなければ歌うことはないということです。
共感というのは、僕の実体験に基づいてのそれではなくて
経験のないような内容だったとしても理解できたり、もっと知りたいなと思うという意味です。
曲によってはホンマに時空を超えるかのように、当時の思い出の中に身を置くことができたり
景色や情景、色や光の加減、匂いまでもが蘇るかのような・・・。
僕の場合は、音楽によってそうさせてくれてます。
人によっては、本や絵、映画やダンス・・・かも知れないですね。
【レパートリー】でお話してるように、そこには僕の勝手な想いが込められてて
オリジナルの持つ想いと融合する解釈を得て歌っています。
歌いつづけるにつれて、どんどん深くなっていくのは
聞いてくださってるみなさんのおかげです。
想いと想いが重なる時があって、それを感じることが幸いにもステージ上でできます。
その積み重ねによって、自分の想いだけではない＋αの何かが加わって・・・そう、深くなるんです。
キレイごとではなくて、ホンマにそうなんです。
表現する側の僕ですが、聞いてくださるみなさんと一緒にの表現がライブ。
つまり一緒に創り上げてるということで、みなさんも表現者。
僕のライブは、みなさんとの共作ともいえます。
僕自身が補えない部分をみなさんに託してるという無責任な意味ではありません。
うまく伝わってるといいんですが・・・。
歌詞の内容ってみなさんにとってどこまで重要ですか？
というのは、カラオケに行った際
『こんな内容だったって今日はじめてわかったぁ』・・・というような言葉を何度も耳にしたことがあるからです。
歌詞の内容を知らないまま、今まで歌ってたってどういうこと？？？
メロディやリズムが心地良ければOKということなのか・・・。
まぁ、カラオケだから楽しければ良かったりもするので何の問題もないのかもですね。
僕は歌ってるから気になるんでしょうね。
でもこんなこともありました。
同じ歌い手がこういいました。
『歌詞の意味わかって歌ってる？』 （英語の曲）
『その曲ってそういう意味だったんだぁ』 （その人も歌ってる曲）
驚き桃の木 山椒の木・・・でした！
歌い手が歌詞の意味わからずして歌い表現し、何かを届けようなんてどういうことだと・・・。
そんなだったら全部ラララとかルルルで歌えばいいのにっ！・・・みたいな。
歌詞にはメッセージが込められてて、メロディに乗せて魅力倍増し
みなさんに向かってく・・・まっすぐに・・・そこにいるあなたに。
僕の向き合い方が正しいともいわないし、おかしなこととも思わないですが
僕は、今後も、今まで通りの向き合い方で歌います。
届くように・・・。
届くように・・・。
届いてほしいと願って・・・。
☆LOVE☆LIM☆PEACE☆