「証」とは、体力?体質?症状などから患者さんの状態を総合的に評価した診断結果のことです。この「証」によって患者さんに処方する漢方薬を決定するところが漢方医学の特徴です。証を判断して病気を治す、これを「弁証論治」と言います。さて、漢方医学で「証」を決定するもののなかで最も重視されているのが「虚実」と「陰陽」。このサイトでは漢方の特徴、漢方薬の効能など、ストレスの多い現代社会で健康的に生活するための、漢方医学には「気?血?水」という概念があり、このバランスを整えることが漢方薬の効能です。 これを「相畏」といいます。
精力剤 では、患者さんを診断するのに「証」という言葉が用いられます。「気?血?水」とは生命活動の基本となるものです。この3つについて詳しく説明すると次のようになります。 定義 機能 気 生きていくための活力源 呼吸?消化吸収?神経系の機能 血 血液を含めた体液の総称 循環器系?ホルモンなどの分泌系の機能 水 水液の総称 リンパ液?免疫系の機能 「血」は「経絡」(ツボのこと)を流れています。「血」の異常には二種類あります。「血虚」と「?血(おけつ)」です。「血虚」は血の量が不足している状態のことで、「?血」とは血の流れが停滞している状態です。この二つでは、加齢に伴って卵巣の働きが弱くなり、エストロゲンを中心とした女性ホルモンの分泌が急激に減少します。更年期障害とは、閉経の影響によって女性ホルモンが減少することでおこる症状を言います。
糖尿病は血糖値が以上に高い状態が続く病気です。糖尿病には、血糖値を下げるホルモンであるインスリンが分泌されない1型糖尿病と、インスリンの働きが低下したり、分泌が低下する2型糖尿病があります。生活習慣病に深い関連があるのは2型糖尿病です。 糖尿病の症状のどの渇き、食欲の亢進、多尿、疲れやすいといった初期症状から、放置すると糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症、糖尿病性神経障害といった合併症が発症します。糖尿病で本当に怖いのはこれらの合併症で、血糖値をコントロールするほか、これら合併症の症状が進行しないようにすることが大切です。