10年もの金利が1.07%まで上昇している。正統派金融論の教えの通り中央銀行は長期金利をコントロールできないことが明確になってきた。一生懸命モグラ叩きをしても追いつかないようだ。これを日米金利差縮小で円高要因と捉えるのは泥船がボロボロと崩れているときに泥船の横に開いた穴を1つふさいだと万歳をしているのと変わらない。