田中宇に耳を傾けよ!。。

7/24付より抜粋しておきたい。

全文は、↓で。

(http://tanakanews.com/110724debt.htm)




先進国や新興市場諸国の多くの政府や大企業は、稼いだ外貨(ドル)で

米国債を買い、それを資金備蓄としている。米国債が世界最良の債券

である状態は、ドルが世界の基軸通貨であることの最大要件だ。

ドルが基軸通貨であることは、米国の力(覇権)の源泉である。

今のように米政界が分裂したままだと、米国の財政状態の改善が行われず、

米国債の格下げが固定化され、中長期的にドルは基軸通貨としての地位を

失っていき、米国は経済面の覇権を減退させる。

既存の国際通貨体制が崩れ、金利上昇と、貴金属の高騰傾向が強まる。

中国は人民元のドルペッグをやめざるを得なくなり、

元は東アジアの基軸通貨になっていく。

日本が対米従属に固執するほど、日中の影響力が逆転していく。