以下の引用は、つるっ禿げ爺さんの子飼い、朝倉慶の新刊の帯である。
間もなく、上のような状態に陥ることに間違いない。
先進国の増え続ける財政赤字、新興国の加速するインフレなど、
我々を取り巻く現状は厳しさを増す一方です。
我々は人類史に残る経済大崩壊の体験者となるのです。
そう、まさに2012年、日本の財政破綻、国家存亡の危機が訪れる
のです。
米国の量的金融緩和第2弾(QE2)の終了による米国債の暴落かもしれませんし、
世界的な食料・エネルギー高騰が引き起こすインフレかもしれません。
もしくはギリシャの国家破綻による欧州金融危機かもしれませんし、
日本国債の買い手がつかず、日銀が国債引き受けを行うことも可能性
として否めません。
日本の財政はぎりぎりの綱渡り状態ですから、些細なきっかけであっても国債が
暴落し、日本を支えていた金融システムが決定的に崩壊してしまうのです。
2011年の夏から2012年の秋までの間に、この想像を絶するような国家破綻
の波が、大津波となって我々に襲いかかってくると思っていいでしょう。