前項の聖書の引用文が文語文であった為、わかりにくい=意味がとれない、

という苦情があった。

これくらいの文語がわからぬのは情けないが、やむを得ぬ。

時代がおおいに変ったんだろう。

よって、今回は現代文(新共同訳)を供したい。

前回、引用箇所を出すのを忘れてしまったが、

ルカ伝第13章1-5節である。




ちょうどそのとき、何人かの人が来て、ピラトがガリラヤ人の血を

彼らのいけにえに混ぜたことをイエスに告げた。

イエスはお答えになった。

『そのガリラヤ人たちがそのような災難に遭ったのは、ほかのどの

ガリラヤ人よりも罪深い者だったからだと思うのか。

決してそうではない。

言っておくが、

あなたがたも悔い改めなければ、皆同じように滅びる


また、シロアムの塔が倒れて死んだあの十八人は、エルサレムに

住んでいたほかのどの人々よりも、罪深い者だったと思うのか。

決してそうではない。

言っておくが、

あなたがたも悔い改めなければ、皆同じように滅びる