以下は12/31に、パート1.を出した続きになります。
正月がはさまってしまったので延期していたのです。
田中宇の文章は大変長いので、三分の一くらいに縮めて
呉れないと読みにくいし又読み通すのも困難なのです。
最後の部分を抜粋してお届けします。
米英のユダヤ人(とは書いていませんが)が、如何にイイ加減な
存在で欺瞞に満ちたものかこの文章からも分かると思います。
(あなたが田中宇を信じるならば。。)
米英中心体制の永続化のための策略だった地球温暖化問題は、いつの間にか
世界を多極化することに貢献している。
この転換は、911からイラクとアフガンの占領失敗への流れと、本質的に
同じものである。
911事件によって世界は、米英イスラエルが主導する恒久的な「テロ戦争」
という強化された米英中心体制になった。
地球温暖化問題と、テロ戦争・イラク戦争とのもう一つの類似性は「プロパガンダ」
の動員である。
米欧日では、地球温暖化についてマスコミに歪曲的な報道を続けさせる隠然と
した力が働いており、温室効果ガス排出削減の必要性は「無誤謬の真実」と
されている。
同様に「911はアルカイダの犯行」というのもマスコミでは無誤謬の真実とされ、
イラク侵攻時には「フセインは極悪だ」というのも無誤謬の真実として報じられた。
これらに疑問を差し挟む言論人は、米国でも日本でも、マスコミから締め出された。
だが最終的に、イラク侵攻ではフセインは大量破壊兵器を持っていなかったことが確定し、
温暖化問題ではCRUの捏造が暴露され出している。
911・テロ戦争についても、先日BBCが
「アルカイダは実際に存在しない組織だ。
1993年に起きたニューヨークの爆破テロ事件の裁判で犯人をでっち上げねば
ならなかったFBIが、容疑者の出鱈目の供述を根拠に、アルカイダという
テロ組織があるという話を捏造して以来、アルカイダはFBIやCIAにとって
便利な敵として使われ続けている」
とするテレビ番組を作るなど、隠されてきた構図が見え出している。
(12/27付「地球温暖化めぐる歪曲と暗闘」より)