映画「ガントレット」のことは前に書いた。
娼婦役のソンドラ・ロックはある警部から拳銃を
突きつけられ、そのヤローは娼婦の躯に手を
全く触れず、単に「こすった」と言う。
有体にいえば、オンナを餌にしてマスを
掻いたっつうこった。
正確な字幕は「こすりよ」だった。
おいらは終生この台詞を忘れることができねぇー。
当時はいまよりそっちの事については、まだまだ規制が
厳しかったのだ。
なので、とてもそれはショッキングな言葉だったのだ。
そのソンドラを警部からフェニックス(フィーニックスと発音してた)に
連れ帰るように命令されたのが、刑事?クリント・イーストウッド。
この悪漢警部はてめぇーのやった事をばらされぬように、ソンドラを
葬り去るつもり。
刑事は輸送の経過を警部にこまめに報告するが、その度に
襲撃される。ソンドラから真相を聞いたときの言葉が、
「コスリ」だったのだ。
途上、イーストウッドとソンドラはお互いに愛し合う仲になる。。
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コスリを英語ではRUBを使うらしい。
(ぽるのサイトでそう区別される)
例により、RUBを遡りたいとおもう。
まえから気になっていたのだ。
以下は、いつもの語源辞書より。
恐らく14世紀後半、北極海の西フリースランド語(島)の
RUBBEN(掻く、こする)、西ゲルマン系、スカンディナヴィア
でも同じような言い回し、語源は不明。 (拍子抜け![]()
)
rubbe(デンマーク)、rubba(ノルウェー)
rub outは、「消す」(殺す)という意味も。
あとは時間がないので別辞書の原文を。
The application of friction and pressure.
Such a procedure applied to the body.
To clean, polish, or manipulate by the application
of pressure and friction.
兎に角、圧力を伴う摩擦で綺麗にしたり磨いたり、
(手で)掻くことなのであります![]()
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