将棋の本でも、米長の人生論でもない。

↓は、きょうの毎日読書欄に紹介された。

以下は著者のHPより合成したものです。


「癌ノート」 10月 ワニブックス[PLUS]新書

私は昨年末に前立腺癌の治療をしましたが、この病氣ほど不可思議な
病氣は他にはありません。というのは治療方法がいくつもあるうえに、
放置しておくという選択肢まであります。
死に至る病ではありますが、進行が遅いのです。

男性は60才くらいになると前立腺の肥大か癌になる人が多いですが、
このふたつは似て非なるものです。
まずはこれをしっかりと頭に刻んでおきましょう。

PSAなる言葉はこの病になって知った。
この検査は余り意味が無いという人と、絶対に必要と言う人とに
医学界でも割れているようです。
私は絶対的に信者です。
というのは、もしもPSA検査をしていなければ私は全く何も知らずに
いたことでしょう。そのまま何も起こらずに幸せだったのか。
それとも骨に転移して痛い思いをすることになったのかは神のみぞ知る。

お尻から前立腺の細胞を取って検査をしたところ、12ヵ所中4ヵ所が
本物の立派な癌でした。
これが厄介です。全摘すべきか、ホルモン療法か、放射線治療か。
それぞれに一長一短ありますが、患者側が選ぶのです。
当然迷います。切り取るべきか、。性機能も含めて温存か。
そのような迷い、悩みを実体験に基づいての患者の告白。



おいらも還暦に近づきつつあるので、気をつけなくちゃいけねぇーショック!汗!!